暮らし発見

大竹しのぶの狂気をもう一度

  • マル

2018.05.10

  • 18

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怖いタイトルですみません。

呼び捨てですみません。

 

20代の頃から舞台を観にいくのが好きで、色々と足を運びましたが、やはり大竹しのぶさんの演技は群を抜いておりまして。

 

私のなかのおそらく永遠のナンバー1の舞台は、大竹しのぶさんの一人芝居「売り言葉」。

高村光太郎の「智恵子抄」のモデル、「高村智恵子」の狂気と現実の狭間を描いた作品です。

 

「智恵子抄」が大好きで、たまたま図書館で借りた「智恵子飛ぶ(講談社)」

 

「智恵子抄」の智恵子像が覆され夢中で読みました。

高太郎を愛するが故に精神を病んでいく智恵子がこの作品では丁寧に描かれ、野田秀樹さんの脚本も智恵子抄というよりはこの「智恵子飛ぶ」の世界観に近かったです。

 

「売り言葉」の大竹しのぶさんは、最初は下ネタも言っちゃうような元気いっぱいの少女、智恵子だったのですが、日に日に精神を病んでいきます。
渋谷のスパイラルホールの前から3番目という良席でみたので、目の前で、人が狂気に犯されていくさまは、もう「演技」という枠ではくくれないくらいのもので、あの心が震えた光景は決して忘れないと思います。

 

以前マリーアントワネットのクリップでも書きましたが、光をあてる角度が違えば、みえてくるものも違ってくる。

たしか社会人になりたてくらいの頃に「智恵子飛ぶ」を読んだので、もう一度読み返したいな。

 

あの舞台の感動を、あの心が震える瞬間を、もう一度と思いその後もちょこちょこと舞台に足を運んでいます。

 

メジャーどころでいうと、

・三谷幸喜(『ベッジ・パードン』:野村萬斎、深津絵里、大泉洋 主演)

・蜷川幸雄(『身毒丸』:藤原竜也、白石加代子 主演)

・野田秀樹(『NODA・MAP オイル』:松たか子・藤原竜也・小林聡美 主演)

・大人計画(昔すぎて記憶があやふやですが、阿部サダオさんがTVでのブレイク直前だった頃なので、クドカンファミリーがほぼ出ていたような。)

・劇団新感線(『阿修羅城の瞳』:市川染五郎、天海祐希、夏木マリ 主演、『レッツゴー!忍法帖』:古田新太、阿部サダヲ 主演)

・劇団四季(ライオンキング、キャッツ、オペラ座の怪人、ウィキッド)

 

あまり知られていないですが、明石家さんまさんもよく舞台をやられていて、相棒の温水洋一さん(通称ぬっくん 笑)との掛け合いが楽しいです!

 

頑張って思い出してみましたが、全部20代の頃の作品なので、懐かしいな。

色々書きましたが、「劇団新感線」がエンタメ感抜群で、迫力も笑いもあって、舞台初心者にオススメです♡

ミーハーですが、観劇って、一生に一度は生で見てみたい芸能人にも会えるし(私は深津絵里さん♡)、実は観覧席にも芸能人が多いです 笑。

 

さて、舞台熱が熱くなって前置きがすごーく長くなりましたが、かなり前ですが、舞台人には大メジャー作品の「欲望という名の電車」をとうとう見てまいりました。

 

主人公がこれまた狂気に満ちているのですが、もういちど大竹しのぶさんの狂気の演技を生でみたくて。

正直、古典的でなかなか入り込めない戯曲で、当時不眠に悩まされていた&暗い場所は眠くなる私は睡魔との戦いでしたが(笑)、大竹しのぶさんの狂気はやはりすごかった!

 

あと・・・あと!北村一輝さんのフェロモンがすごかったー!!!

鈴木杏ちゃんとのベッドシーンがあったのですが、2階席までフェロモンが・・・!「昼顔」の100倍ぐらい、ムンムンでした 笑。

 

思いっきり趣味の話をしてしまい、舞台観ない人には「???」なクリップですが、自己満足で書かせていただきました!

舞台好きな隊員さん、いるかなー?

 

マル

会社員 / 東京都 /

44歳/夫・息子(13歳・9歳)/美容部/本とお酒とおいしいものが好きです。家族や友達と笑いあう時間、1人で過ごす時間、どちらも大切に毎日を過ごしています。日々の楽しいこと、役立つこと、胸に響いたことなどを、クリップに綴っていけたらと思っています。LEE100人隊の活動を通して、たくさんの出会いがあればうれしいです。

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