豚かたまり肉とクレソンの塩鍋
たった3つの具材で、見た目も味もほめられる大人鍋が完成! 熟成させた塩豚から出るだしが、鍋全体にじんわりと。すだちの爽やかな酸味で、厚切り豚肉もさっぱりいただける。
材料・3~4人分
豚肩ロースかたまり肉……約450g
塩……大さじ11/3
玉ねぎ……2個
クレソン……2束
しょうが……1/2かけ
すだちの薄切り……2個分
A)
昆布…… 5 ㎝角1枚
水…… 1 ℓ
酒……100㎖
作り方
- 豚肉は常温に戻し、塩を粒がなくなるまでよくすり込む。ラップで包み、2~3日冷蔵庫で保存する。
- 玉ねぎは皮をむいて1 ㎝厚さの輪切りにする。クレソンは長さを2等分にする。豚肉は冷蔵庫から出し、1~1.5㎝厚さに切る。
- しょうがは皮つきのまま薄切りにして鍋に入れ、Aを加えて弱めの中火にかける。ふつふつと沸いてきたら昆布を取り出し、玉ねぎと豚肉を入れてアクを取りながら12分ほど煮る。
- 玉ねぎが透き通ってとろとろにやわらかくなったら、塩(分量外)で味を調え、クレソンとすだちを加えてさっと煮る。
大人のシメ
2016年1月号【3つの具材で「ほめられ大人鍋」】より
ワタナベマキ
料理家
ケータリングをきっかけに、本、雑誌、広告などで料理を提案するように。デザイナーの夫、中学生の息子との毎日から生まれる実践的、かつ体に優しいレシピが好評。『ワタナベマキの10の定番弁当』 (扶桑社ムック)、『旬菜ごよみ365日 季節の味を愛しむ日々とレシピ』(誠文堂新光社)ほか著書多数。