料理家 真藤舞衣子さんプレゼンツ!
「絵付け皿」に合わせたい、おつまみおせち
色や柄が楽しめて、一枚でも様になる絵付け皿は、お正月などホリデーシーズンこそ活躍させるチャンス。真藤さん私物のお皿を使って、簡単に作れるのにおせち気分を味わえるおつまみレシピと、盛りつけのコツを教わりました。
ユーモラスな団子柄に黒豆の粒々を合わせて
黒豆クリームチーズ

調理時間5分
おせちの残り物などの黒豆を、練ったクリームチーズと混ぜるだけ。濃厚な味わいは、日本酒のぬる燗など、ちびちびお酒を楽しむアテにぴったり。チーズの味次第で、ほんの少し塩を加えても。
材料・作りやすい分量
- 黒豆の蜜煮(市販品でも可)……適量
- クリームチーズ……適量
作り方
- ボウルに黒豆、クリームチーズを入れ、和える。※分量はお好みで。黒豆60g、クリームチーズ40gが目安。
▼使った「絵付け皿」はこれ!
器は京都の春の風物詩「都をどり」で供される団子皿で、お母さまが愛用していた古いもの。丸い団子柄と黒豆のリンクが、楽しいリズムを生み出しています。

食卓に華やぎと会話をもたらしてくれる思い出の絵付け皿
3代続けての食いしん坊、料理好きなお祖母さま、お母さまの影響で、導かれるように料理の道に進んだ真藤さん。ご実家にはそれぞれが買い求めた器がたくさん並んでいたといいます。
「祖母も母も私も、旅に出ると『記念の一枚』を買うのが習わしで、家にある絵付け皿の多くもそんなふうに迎え入れたもの。手に取ると旅の記憶が思い出されて、絵柄のおもしろさもあいまって会話が弾みました。絵付け皿は柄と食材をリンクさせたり、素材の色とコーディネートしたりと、料理の楽しみを広げてくれる存在ですね」
古いそば猪口は料理にデザートに大活躍します!

Staff Credit
撮影/大森忠明 取材・文/田中のり子
こちらは2026年LEE1・2月合併号(12/5発売)「食卓がこなれる「絵付け皿」のすすめ」に掲載の記事です。




















