料理家 真藤舞衣子さんプレゼンツ!
「絵付け皿」に合わせたい、おつまみおせち
色や柄が楽しめて、一枚でも様になる絵付け皿は、お正月などホリデーシーズンこそ活躍させるチャンス。真藤さん私物のお皿を使って、簡単に作れるのにおせち気分を味わえるおつまみレシピと、盛りつけのコツを教わりました。
器の絵柄と料理の食材をリンクさせて
エビのなますマリネ

調理時間20分
おせちの定番・紅白なますを香菜(シャンツァイ)やナンプラーでエスニック風の味つけにすれば、ビールにも合うおつまみに。お頭付きのエビと一緒に盛ると、晴れがましさも満点。
材料・作りやすい分量
- 赤エビ……8尾
- 大根……1/2本
- にんじん……1/2本
- 塩……小さじ1
- A)
- 米酢……大さじ3
- ナンプラー……大さじ1
- ハチミツ……大さじ1
- 赤唐辛子……1本
- 香菜……1本
作り方
- 大根、にんじんは千切りにしてボウルに入れ、塩を加えてよくもむ。水気をぎゅっと絞り、Aを加えて和える。
- エビはキッチンバサミでヒゲなどを落とし、背ワタを取る。鍋に酒少々(分量外)を入れた湯を沸かし、さっとゆでる。
- 01、02を合わせ、和える。食べる直前にざく切りした香菜を添える。
▼使った「絵付け皿」はこれ!
こちらの器は京都の骨董通り・新門前通に店を構える古美術店「観山堂」で見つけたもの。五角輪花鉢は古九谷で、大根とかぶの絵柄が何ともユーモラス。「料理を盛ると見えるのは青葉だけだけど、食べ進めるとなますの材料、大根が現れます。ちょっと楽しいですよね」

Staff Credit
撮影/大森忠明 取材・文/田中のり子
こちらは2026年LEE1・2月合併号(12/5発売)「食卓がこなれる「絵付け皿」のすすめ」に掲載の記事です。





















