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料理がもっと“楽しい!”に変わる3つのヒント

塩もみ白菜でつくる「豚肉の餃子」レシピ/栗原はるみさん

  • 栗原はるみ

2025.11.15

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栗原はるみさんもずっと続けてきた

料理がもっと“楽しい!”に変わる3つのヒント

栗原はるみさん

教えていただいたのは

栗原はるみさん

Harumi Kurihara

料理家

TV、書籍等で活躍する料理家。ミリオンセラーとなった『ごちそうさまが、ききたくて。』(文化出版局)をはじめ、累計発行部数は3200万部超。パーソナルマガジン『栗原はるみ』(講談社)を年2回発行中。

Hint

1

料理を楽しむ余裕が生まれる

ちょっと仕込むだけの「塩もみ白菜」を展開

私は白菜を買ったらこの塩もみ白菜を作ります。これがあればいろいろな料理が簡単に作れて、生を使ったときより味がおいしくなって驚くと思います。冷蔵庫に入れておけば日もちするので安心です。

塩もみ白菜と

豚肉の餃子

塩もみ白菜と豚肉の餃子

「塩もみ白菜は一度水気を絞り、刻んでからさらに水気を絞って加えているのでシャキシャキ。自家製ジャンで、さらにおいしく」



材料・24個分

  • 塩もみ白菜……全量
  • 豚ひき肉……150g
  • A)
    • 紹興酒……大さじ1
    • スープ……中華スープペースト小さじ1を湯大さじ1で溶き、冷ましたもの
  • にら……50g
  • にんにくのみじん切り……大さじ1
  • 塩、こしょう……各少々
  • 餃子の皮……24枚
  • B)
    • 水……1/2カップ
    • 薄力粉……小さじ1
  • ごま油……適量
  • サラダ油……適量
  • 私のジャン(下記)……適量
  • 香菜(シャンツァイ)……適宜

作り方

  1. 白菜は水気を軽く絞ってからみじん切りにし、さらにもう一度さらしなどを使って水気をしっかり絞る。にらは細かいみじん切りにする。
  2. 小さめのフライパンにごま油大さじ1/2を熱し、にんにくを焦がさないようによく炒める。香りが出て少し色づいたら火を止め、粗熱を取る。
  3. ボウルにひき肉を入れ、Aを加えよく混ぜる。02のにんにくを油ごと加え、さらによく混ぜてから01を加え混ぜる。塩、こしょうで味を調え、バットに入れて平らにし24等分にする。できればラップをかけてそのまま30分以上おいてなじませる。
  4. 餃子の皮に03のタネ1個分をのせ、周囲に水少々をつける。ひだを寄せながら包む。
  5. 小さめのフライパンにサラダ油少々を熱し、半量の餃子を並べ入れて少し焼く。フライパンの縁からよく混ぜたBを半量回し入れ、フタをして弱火で蒸し焼きにする。
  6. 水分がほとんどなくなったらフタを取り、ごま油適量を回しかける。中火にし、表面がカリッとするまで焼き、フライパンを返すようにしながら器に盛る。残りの餃子も同様に焼く。
  7. 好みで香菜を添え、タレ(私のジャン)につけていただく。
塩もみ白菜は一度、水気を絞った後に細かく刻む。

塩もみ白菜は一度、水気を絞った後に細かく刻む。

タネをバットに入れて平らにならし、24等分に線を入れておくと余ったり足りなかったりせず、等分に包める。

タネをバットに入れて平らにならし、24等分に線を入れておくと余ったり足りなかったりせず、等分に包める。

私のジャン(辛味ダレ)

私のジャン(辛味ダレ)

材料・作りやすい分量

  • A)
    • にんにくのみじん切り……大さじ1
    • しょうがのみじん切り……大さじ1
    • 長ねぎのみじん切り……大さじ3
  • B)
    • しょうゆ……大さじ4
    • 酢……大さじ4
    • 砂糖……大さじ2
    • 韓国粉唐辛子(粗びき)……大さじ2
  • ごま油……大さじ1

作り方

  1. 小さめのフライパンにごま油を熱し、Aを入れて炒める。水分が飛んでしんなりしたら、Bを加えて火を止める。

LEEweb掲載の栗原はるみさんのレシピはこちら!


Staff Credit

撮影/須藤敬一 スタイリスト/福泉響子 取材・文/赤澤かおり
こちらは2025年LEE12月号(11/7発売)「料理がもっと“楽しい!”に変わる3つのヒント」に掲載の記事です。

栗原はるみ

料理家

TV、書籍等で活躍する料理家。著書は、パーソナルマガジン『栗原はるみ』(講談社)を中心に発行部数3100万部を超える。作りやすくおしゃれなレシピとあわせて提案するライフスタイルも、幅広い年齢層に人気。

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