桑原亮子さん流の作り方なら、手軽で失敗知らず!
ごはんにも、おやつにも。せいろで「饅頭(まんとう)」
せいろがブームの今、次にきそうなのは「饅頭」! お店で買わなくても、実は失敗しにくい簡単レシピで作れるんです。おかずや甘味を蒸したて饅頭にはさむだけで、とびきりおいしい食事やおやつが即完成するから、手作りする価値大!
What’s 饅頭?
小麦粉で作った中華蒸しパンで〝肉まんの皮〞にあたるもの。中国北部では主食として、台湾では間食や軽食として食べられる身近な存在。近年、日本でも販売するお店が登場して浸透中。

桑原亮子さん
Ryoko Kuwabara
1982年、広島県生まれ。主宰の料理教室SPICEUPは今年で10周年。6月に発売した新刊『レモンひと搾り、スパイスひとさじで。変わる、毎日の料理』(グラフィック社)ではエッセイも執筆。
ゆで鶏とチリソース、ハーブの饅頭

「塩と砂糖を入れた塩糖水(えんとうすい)を使い余熱で火を入れると、手軽にできてパサつかないんです。取り除いた皮は好みで一緒にゆでて具にしても」
調理時間 10分(放置する時間を除く)
材料・作りやすい分量
- 鶏むね肉(皮は取り除く)……1枚
- 水……500mL
- 砂糖……小さじ1
- 塩……小さじ1
- しょうが(薄切り)……1かけ分
- 長ねぎの青い部分(あれば)……適量
- 市販のチリソース……適量
- 香菜(シャンツァイ)、大葉、バジルなどのハーブ……適量
- 饅頭……適量
作り方
- 鍋に水としょうがと長ねぎを入れて沸騰させる。砂糖と塩を加え、縦半分に切った鶏むね肉を入れる。再沸騰したら火を消し、フタをして30分放置する。
- 鶏肉を1cm弱厚さにそぎ切りし、上真ん中に切り目を入れた饅頭にハーブと一緒にはさみ、チリソースをかける。

\ゆで汁で即席スープも!/

01のゆで汁に溶き卵を回し入れ、しょうゆとごま油を垂らせば絶品スープに。
Staff Credit
撮影/濱津和貴 スタイリスト/久保田朋子 取材・文/西原 章
こちらは2025年LEE10月号(9/5発売)「ごはんにも、おやつにも。せいろで「饅頭」」に掲載の記事です。
※商品価格は消費税込みの総額表示(掲載当時)です。




















