今年はこの一杯をどう味わう!?
「新米」がとびきりおいしい究極レシピ
待ってました、新米! ちょっと値段は張るけれど、味わえるのは年に一度、この時季だけのおいしさです。お茶碗に盛れば、ぴかぴか、美しい! プロが推すとびきりのレシピで、しっかりしみじみ味わい尽くしましょう!

教えてくれたのは
ワタナベマキさん
旬の素材を生かしたシンプルでやさしいレシピで人気を集める。雑誌やイベントなどで幅広く活躍。レシピ本も多数出版、最新刊は『新装版 漬けるおかず』(世界文化社)。インスタグラム(maki_watanabe)
新米の繊細な味わいを柑橘で軽やかに引き出して
豚こまとなすの塩炒め

調理時間15分
「みずみずしい新米を包む、とろんとしたなすと、豚こまのうま味。新米ならではの甘味をシンプルに味わいたいから、さっぱりと塩味で仕上げました」
材料・2人分
- 豚こま切れ肉……200g
- なす……2本
- しょうがの千切り……1かけ分
- すだちの薄切り……2個分
- 片栗粉……大さじ1
- A)
- 塩……小さじ2/3
- 酒……大さじ1
- ごま油……大さじ1
作り方
- 豚肉は大きければ食べやすく切り、塩少々(分量外)をなじませて全体に片栗粉をまぶす。
- なすは長さを半分に切り、それぞれ縦6等分に切る。水にさっとさらし、ザルに上げる。ペーパータオルで水気をふく。
- フライパンにごま油としょうがを入れ、中火にかける。香りが立ったら、01、02を入れ、油が全体になじむまで炒める。Aを加えてフタをし、弱めの中火で5分蒸し炒めにする。
- フタを取って中火にし、水分を飛ばしながら塩少々(分量外)を振る。すだちを加えてさっと混ぜ、火を止める。
そのほかの絶品レシピも
Staff Credit
撮影/田上浩一 スタイリスト/西森 萌 取材・文/福山雅美
こちらは2025年LEE10月号(9/5発売)「「新米」がとびきりおいしい究極レシピ」に掲載の記事です。
ワタナベマキ
料理家
ケータリングをきっかけに、本、雑誌、広告などで料理を提案するように。デザイナーの夫、中学生の息子との毎日から生まれる実践的、かつ体に優しいレシピが好評。『ワタナベマキの10の定番弁当』 (扶桑社ムック)、『旬菜ごよみ365日 季節の味を愛しむ日々とレシピ』(誠文堂新光社)ほか著書多数。




















