鮭、しめじ、油揚げの「塩かやくごはん」レシピ/ワタナベマキさん
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ワタナベマキ
2025.09.29 更新日:2025.09.30
今年はこの一杯をどう味わう!?
「新米」がとびきりおいしい究極レシピ
待ってました、新米! ちょっと値段は張るけれど、味わえるのは年に一度、この時季だけのおいしさです。お茶碗に盛れば、ぴかぴか、美しい! プロが推すとびきりのレシピで、しっかりしみじみ味わい尽くしましょう!
さっぱりした味わいがお米の味を引き立てる
「秋鮭」で新米をもっとおいしく
旬の食材同士は相性がいいと言うけれど、この時季、まさに旬なのが秋ザケ。そのさっぱりとした味わいは、ほどよい粘りと甘い香りの新米をおいしく引き立てます。

教えてくれたのは
ワタナベマキさん
旬の素材を生かしたシンプルでやさしいレシピで人気を集める。雑誌やイベントなどで幅広く活躍。レシピ本も多数出版、最新刊は『新装版 漬けるおかず』(世界文化社)。インスタグラム(maki_watanabe)
新米を生かす、塩ベース。旬を重ねて味わい深く
鮭、しめじ、油揚げの塩かやくごはん

調理時間20分(炊飯時間は除く)
「新米の香りを楽しむため、サケはしっかり臭み抜き。新米の甘味とうま味を主役に、味つけはあっさりめ。旬のしめじとしょうがをたっぷりのせて香りよく」
材料・2人分
- 米……1.5合
- 生ザケの切り身……2切れ
- 油揚げ……1枚
- しめじ……1パック(100g)
- しょうがの千切り……1かけ分
- 昆布……5cm角1枚
- 大葉の千切り……5枚分
- 白いりごま……少々
- A)
- 酒……大さじ1
- 塩……小さじ1
作り方
- 米は洗ってザルに上げ、水気をきる。
- サケは皮についたウロコとぬめりを包丁の背でこそげる。ペーパータオルで表面の水気をふき取る。
- ザルに02と油揚げをのせ、熱湯を回しかける。裏返し、同様に湯を回しかける。触れる程度の熱さになったら、ペーパータオルで水気をふき、油揚げは縦半分に切ってから細切りにする。
- しめじは石づきを切り落とし、3等分の長さに切る。
- 炊飯器の内釜に01の米を入れて昆布をのせ、Aを加える。1.5合の目盛りまで水を注ぎ、03と04、しょうがをのせて炊く。
- 炊き上がったら昆布を取り除き、大葉をのせ、ごまを振る。サケを大きくほぐすようにさっくりと混ぜ合わせて器に盛る。
そのほかの絶品レシピも
Staff Credit
撮影/田上浩一 スタイリスト/西森 萌 取材・文/福山雅美
こちらは2025年LEE10月号(9/5発売)「「新米」がとびきりおいしい究極レシピ」に掲載の記事です。
ワタナベマキ
料理家
ケータリングをきっかけに、本、雑誌、広告などで料理を提案するように。デザイナーの夫、中学生の息子との毎日から生まれる実践的、かつ体に優しいレシピが好評。『ワタナベマキの10の定番弁当』 (扶桑社ムック)、『旬菜ごよみ365日 季節の味を愛しむ日々とレシピ』(誠文堂新光社)ほか著書多数。




















