FOOD

「新米」がとびきりおいしい究極レシピ

甘辛ダレと皮のほろ苦さ「鮭の焼き漬け」レシピ/しらいのりこさん

  • しらいのりこ

2025.09.26 更新日:2025.10.16

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今年はこの一杯をどう味わう!?

「新米」がとびきりおいしい究極レシピ

待ってました、新米! ちょっと値段は張るけれど、味わえるのは年に一度、この時季だけのおいしさです。お茶碗に盛れば、ぴかぴか、美しい! プロが推すとびきりのレシピで、しっかりしみじみ味わい尽くしましょう!

さっぱりした味わいがお米の味を引き立てる

「秋鮭」で新米をもっとおいしく

旬の食材同士は相性がいいと言うけれど、この時季、まさに旬なのが秋ザケ。そのさっぱりとした味わいは、ほどよい粘りと甘い香りの新米をおいしく引き立てます。

しらいのりこさん

教えてくれたのは

しらいのりこさん

米農家の長男である夫のジュンイチ氏と「ごはん同盟」として活動。ごはんと相性抜群なおかずのレシピが好評を博す。著書に『しらいのりこの絶品! ご飯のおとも101』(NHK出版)。インスタグラム(shirainoriko

米どころ・新潟の郷土料理は間違いなし

鮭の焼き漬け

鮭の焼き漬け

調理時間15分(漬ける時間は除く)

「サケを香ばしく焼いてから甘辛ダレに漬け込む、私の故郷・新潟で愛される名物料理。味がしっかり入るうえ、日もちもします。新米の甘さと、サケの焦げ目のほろ苦さのバランスが最高なんですよ」



材料・作りやすい分量

  • 生ザケの切り身……4切れ(約480g)
  • 〈漬けダレ〉
    • しょうゆ……大さじ4
    • 酒、みりん、砂糖(あれば中ざら糖)……各大さじ2

作り方

  1. サケは1切れを2〜3等分にする。
  2. 漬けダレを作る。鍋に酒とみりんを入れて沸かし、アルコール分を飛ばす。砂糖を加え、鍋を揺らしながら溶かす。しょうゆを加えて再び沸いたら火を止める。バットに移して冷ます。
  3. 魚焼きグリルを中火で熱し、サケを焼く。皮がパリッとしてしっかり焼き目がつくまで10分ほど焼き、02のバットに加える。途中、上下を返しながらからめ、1時間ほどおいてなじませる。

*冷蔵庫で3~4日保存可。

サケは焼いてから漬けダレへ。タレだけが焦げついて、魚自体は焼きが足りない、という失敗もない

サケは焼いてから漬けダレへ。タレだけが焦げついて、魚自体は焼きが足りない、という失敗もない


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Staff Credit

撮影/那須野友暉 スタイリスト/西森 萌 取材・文/福山雅美
こちらは2025年LEE10月号(9/5発売)「「新米」がとびきりおいしい究極レシピ」に掲載の記事です。

LEE100人隊の「サケの焼き漬け」作ってみた投稿はこちら!

しらいのりこ

お米料理研究家。ごはん好きの炊飯系フードユニット「ごはん同盟」として夫婦で活動中。身近な食材を使った、飽きのこない家庭の定番になるレシピ提案を得意としている。

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