今年はこの一杯をどう味わう!?
「新米」がとびきりおいしい究極レシピ
待ってました、新米! ちょっと値段は張るけれど、味わえるのは年に一度、この時季だけのおいしさです。お茶碗に盛れば、ぴかぴか、美しい! プロが推すとびきりのレシピで、しっかりしみじみ味わい尽くしましょう!

教えてくれたのは
ワタナベマキさん
旬の素材を生かしたシンプルでやさしいレシピで人気を集める。雑誌やイベントなどで幅広く活躍。レシピ本も多数出版、最新刊は『新装版 漬けるおかず』(世界文化社)。インスタグラム(maki_watanabe)
「もうひと口!」を誘う甘酢ダレ
鶏むねとごぼうの甘酢

調理時間20分
「新米のほのかな甘さを引き出してくれる甘酢。ほどよい酸味がアクセントになってエンドレスに食べ続けちゃいます(笑)。ごぼうの滋味深い味も、この季節らしさ」
材料・2人分
- 鶏むね肉(皮なし)……1枚(300g)
- ごぼう……1本
- 青ねぎ……2本
- にんにくのすりおろし……1かけ分
- 塩……小さじ1/3
- 薄力粉……大さじ1
- A)
- 薄力粉……大さじ3
- 水……大さじ4
- B)
- 黒酢、みりん、しょうゆ……各大さじ1
- 塩……少々
- 揚げ油……適量
作り方
- 耐熱ボウルにBを入れ、ラップをせずに電子レンジ(600W)で1分加熱する。
- 鶏むね肉は1.5cm厚さのひと口大のそぎ切りにし、ペーパータオルで水気をふく。にんにくと塩をもみ込み、全体に薄力粉をまぶす。
- 02に混ぜ合わせたAをからめる。
- ごぼうは縦半分に切り、4~5cm幅の斜め切りにする。水にさっとさらしてから、ザルに上げる。ペーパータオルで水気をふく。
- 鍋に揚げ油と04を入れ、中火にかける。ごぼうから細かい泡が出てきたら、そのまま2分ほど揚げて取り出す。同じ油に03を入れ、中火で衣がカリッとかたくなるまで3~4分揚げる。
- 01のボウルに05を入れてからめ、2~3cm幅の斜め細切りにしたねぎを加え、さっと混ぜる。
そのほかの絶品レシピも
Staff Credit
撮影/田上浩一 スタイリスト/西森 萌 取材・文/福山雅美
こちらは2025年LEE10月号(9/5発売)「「新米」がとびきりおいしい究極レシピ」に掲載の記事です。
ワタナベマキ
料理家
ケータリングをきっかけに、本、雑誌、広告などで料理を提案するように。デザイナーの夫、中学生の息子との毎日から生まれる実践的、かつ体に優しいレシピが好評。『ワタナベマキの10の定番弁当』 (扶桑社ムック)、『旬菜ごよみ365日 季節の味を愛しむ日々とレシピ』(誠文堂新光社)ほか著書多数。




















