\家族や友人から大絶賛のレシピ教えて!/
料理上手なあの人の「レジェンド鍋」
すべてが絶品と大好評だった、昨年LEE1・2月合併号の「レジェンド鍋」特集。この冬のおうち鍋は、さらなる高みに到達します!
教えてくれたのは
植松良枝さん
Uematsu Yoshie
料理教室「日々の飯事」主宰。雑誌やWEB、TVへのレシピ提案などでも活躍。最近は世田谷ガーデン倶楽部内のカフェ「moderato on the green」のプロデュースも話題に。
家族みんなで卓上で包むから、子どもも楽しめて手間いらず!
ワンタンレタス鍋
調理時間15分
「ワンタンならタネを包む工程も簡単! 準備から味つけまで、すべてをエンタメ化して楽しんでもらえる自主参加型鍋が子どもにも大好評なんです」(植松良枝さん)。自由に具材を入れて、好みの配合でタレ作りを。パクチーやクレソンのほか、せりなどもよく合います。
材料・3~4人分
- レタス……1玉
- パクチー、クレソン……合わせて150〜200g
- 豚ひき肉……200g
- むきエビ……150g
- 長ねぎ……15㎝
- ワンタンの皮……50枚
- A)
- しょうが(みじん切り)……小さじ1
- 片栗粉……小さじ2
- 塩……小さじ1/2
- こしょう……小さじ1/2
- ごま油……小さじ1 1/2
- B)
- 紹興酒(または日本酒)……1/2カップ
- ナンプラー……大さじ2
- タレ・薬味
- しょうが(みじん切り)、白練りごま、豆板醤、ごま油、黒酢、酢、しょうゆ……各適量
作り方
- レタスは適当な大きさに手でちぎる。パクチーの根はみじん切りに、茎と葉は食べやすい大きさに切る。茎の一部は薬味用に取り分け、細かく刻む。長ねぎはみじん切りにしておく。
- エビはあれば背ワタを取り除き、粘り気が出るくらいまで叩くか、フードプロセッサーにかける。豚ひき肉、長ねぎ、パクチーの根をAとともにボウルに入れ、混ぜ合わせてタネを作る。
- 鍋に1.2Lの水とBを入れて中火にかける。
- 手のひらにワンタンの皮を1枚広げ、中央にスプーン1杯弱のタネをのせ、三角形になるように半分に折り、皮の端を軽く押さえる。これを食べたい分だけ作って鍋に入れ、皮が透き通ったらゆで上がり。レタスとパクチー、クレソンはさっとゆがき、好みで混ぜ合わせたタレと薬味で食べる。タネを包んだら、折りたたむだけでほぼ出来上がり。「ゆでると皮がタネをしっかり包み込んでくれます。簡単ですが、このアクションがあると子どものテンションもUP!」(植松良枝さん)調味料を小皿にそれぞれ用意して、好きな配合でタレを作ってもらう。細かく刻んだパクチーの茎もいいアクセントになる。基本のスープはナンプラーと紹興酒のみで、とてもシンプル。
シメ
細めの中華麺やそうめんもよく合いますが、植松さんのおすすめは、のびづらくて風味がいい「エビ麺」(袋の表示どおりにゆでる)。これを鍋に入れてさっと温め、好みのタレと薬味をかけていただく。
Staff Credit
撮影/砂原 文 スタイリスト/朴 玲愛 取材・原文/山野井春絵
こちらは2025年LEE1・2月合併号(12/6発売)「家族や友人から大絶賛のレシピ教えて! 料理上手なあの人のレジェンド鍋」に掲載の記事です。
植松良枝
料理研究家
野菜をふんだんに使ったレシピで人気。旅好きで、世界各国の料理への造詣も深い。東京・代々木公園の人気ベトナム料理店「ヨヨナム」のメニュー監修も手がけている。著書に、『ホットサラダ』、『ヨヨナムのベトナム料理』(ともに文化出版局)など。