ちょこっとでも、お正月気分
ごはんにお酒におつまみおせち
本格的なおせちはハードルが高いけれど、せっかくのお正月だから、食卓をお祝い気分で彩りたい。そんなときにおすすめなのは、おつまみにもおかずにもなる、気軽でおしゃれなおせち。おめでたい食材いっぱいで、新年を祝います。
しっかりメインになる
魚介のおつまみおせち
定番&和のテイストにこだわらず、おいしさと華やかさで勝負。ちょっとつまむだけでも大満足の、ごちそうおせち。
エビの紹興酒漬け
調理時間10分
「おせちの定番、エビのうま煮。背を丸めたその姿から、長寿の象徴とされていますよね。今回は、にんにくとしょうがに紹興酒の香りをきかせて、中華風に仕上げています」(ワタナベマキさん)
材料・作りやすい分量
- 有頭エビ……3〜5尾
- A)
- にんにく(つぶす)……1かけ
- しょうがの薄切り(皮付き)……1かけ分
- 紹興酒……200㎖
- しょうゆ(あれば薄口しょうゆ)……大さじ2
作り方
- エビは洗い、あれば背ワタを取って、水気をキッチンペーパーでよくふき取る。
- フライパンにAを入れ、中火でひと煮立ちさせる。①を入れて弱火にし、菜箸でエビが“つ”の字になるように押さえながら、色が赤くなるまで煮る。
- エビを裏返し、フタをして2分蒸し煮にする。火を止め、そのままおいて味をなじませる。
Staff Credit
撮影/メグミ スタイリスト/西森 萌 取材・原文/福山雅美
こちらは2025年LEE1・2月合併号(12/6発売)「ちょこっとでも、お正月気分 ごはんにお酒に おつまみおせち」に掲載の記事です。
ワタナベマキ
料理家
ケータリングをきっかけに、本、雑誌、広告などで料理を提案するように。デザイナーの夫、中学生の息子との毎日から生まれる実践的、かつ体に優しいレシピが好評。『ワタナベマキの10の定番弁当』 (扶桑社ムック)、『旬菜ごよみ365日 季節の味を愛しむ日々とレシピ』(誠文堂新光社)ほか著書多数。