料理の腕より、小さなアイデア!
人を招きたくなる「しゃれ感小皿」
おもてなし料理は、副菜やおつまみにこそ、さりげないセンスを感じるもの。料理上手じゃなくても、食材の新鮮な組み合わせや風味、しゃれた盛りつけ次第。「どうやって作ったの?」と褒められて、作る自分も気分が上がります!
\おもてなし上手なえりさんが再登場!/
褒められる&気分が上がる「しゃれ感小皿」の秘訣は?
昨年12月号の大皿料理特集が大好評だったえりさん。今年は食卓をセンスよく盛り上げる名脇役、自慢の小皿レシピを教わります!
いつもの素材でひとひねり。作る私もゲストもリラックス
「おもてなしは、呼ばれた方も少々緊張しているもの。そこで、しゃれた小皿でも核となる食材は親しみやすいものに。アクセント食材で個性をつけるくらいのほうが、箸が進むと思います。特に活躍するのがチーズ。少し加えるだけでコクが出て、お酒にも相性抜群。私の場合、みんなが喜ぶ揚げ物は鉄板! ハーブで香りをつけたり、水気が出ない具材を選べば、冷めてからもおいしさをキープできます」(えりさん)
MYヒット小皿!
ささ身のハーブフリット
調理時間10分(塩麹に漬ける時間は除く)
「SNSにアップして以来、『作りました!』の声多数。サクサク衣の秘訣は、炭酸水。ローズマリー香る、よそいきフリットです」(えりさん)
材料・2~3人分
- 鶏ささ身肉……4本
- ローズマリー(フレッシュ)……3枝
- 塩麹……大さじ1(または塩小さじ1/4)
- レモン……適量
- A)
- 薄力粉……大さじ5
- 片栗粉……大さじ2
- 塩……ひとつまみ
- 炭酸水……100㎖
- オリーブオイル……適量
作り方
- ささ身はすじを取り除き、それぞれ3等分のそぎ切りにする。塩麹をまぶし、冷蔵庫で30分おく。
- ローズマリー2枝は葉を摘み、みじん切りにする。
- ボウルにAと②を入れて混ぜ、①を加えてまぶす。
- フライパンにローズマリー1枝とオリーブオイルを深さ1㎝ほど入れ、180℃に熱する。③を入れて上下を返しながら2~3分、全体にこんがりと色がつくまで揚げ焼きにする(ローズマリーは焦げる前に取り出す)。
- 器に盛り、レモンと④のローズマリーを添える。
えりさん流 小皿Point
- 食材は“食べ慣れた”もの。組み合わせや風味で意外性を演出するとちょうどいい
- 「チーズ」を組み合わせるとしゃれ感UP
- テンションが上がる「揚げ物」はマスト
Staff Credit
撮影/メグミ スタイリスト/樽山リナ 取材・原文/福山雅美
こちらは2024年LEE12月号(11/7発売)「人を招きたくなる「しゃれ感小皿」」に掲載の記事です。
えり
Instagramフォロワー22万超え!おしゃれに映える一皿の投稿がバズり続ける。ソムリエの資格を持ち、簡単で映えるレシピがSNSなどで大反響。