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FOOD

冬のおもてなしは「ドフィノワ」で決まり

ホワイトソース不要のじゃがいもグラタン「基本のドフィノワ」レシピ/ワタナベマキさん

  • ワタナベマキ

2024.11.07

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ホワイトソースいらずで本格グラタン!

冬のおもてなしは「ドフィノワ」で決まり

じゃがいもと乳製品のおいしさがぎゅっと詰まったグラタン「ドフィノワ」は、フランス南東部の郷土料理。合わせる料理を選ばず、子どもから大人まで大好きな味わい。テーブルの上もぐっと華やぎます。

ワタナベマキさん

教えてくれたのは

ワタナベマキさん

料理家

季節の素材の味わいを生かした作りやすいレシピが人気。新刊『ワタナベマキのフライパンでサッと蒸し、せいろでほっこり蒸し』(NHK出版)が発売中。

ドフィノワってどんな料理? その魅力は?

ホワイトソース不要のじゃがいもグラタン! 見た目も華やかでメイン料理におすすめ

ドフィノワはホワイトソースを使わないフランス南東部の郷土料理です。作り方はじゃがいもを牛乳と生クリームで煮て、オーブンで焼くだけ。じゃがいもを水にさらさないことで自然なとろみが。小麦粉を入れない分軽やかなのに、乳製品特有のコクもあり、食べごたえもしっかり! 食卓のメインにふさわしい存在感です。

ドフィノワがおもてなしにぴったりな理由は?

下準備しておけば、熱々をテーブルに。素材に凝れば、ごちそう感もアップ

じゃがいもを煮るところまで準備すれば、あとはオーブンに入れるだけで、好きなタイミングで熱々のうちにサーブできます。ピザ用チーズでも十分おいしいですが、ラクレットやゴーダ、グリュイエールなどを合わせるとさらに味わい深く。作り方は変えずに肉や魚を追加するなど、アレンジ次第で楽しみ方も広がります。



基本のドフィノワ

冬のおもてなしは「ドフィノワ」で決まり

調理時間40分

材料・2~3人分

  • じゃがいも(メイクイーン)……2~3個(約400g)
  • にんにく……少々
  • A)
    • 牛乳……1カップ
    • 生クリーム(乳脂肪分35%)……1/2カップ
    • 白ワイン……大さじ1
    • 塩……小さじ1/2
    • ナツメグ……少々
  • ピザ用チーズ……60g
  • バター(有塩)……10g
  • 黒こしょう……少々

作り方

  1. 耐熱容器ににんにくの切り口をこすりつけ、バター少々(分量外)を薄く塗る。オーブンは220℃に予熱しておく。耐熱容器ににんにくの切り口をこすりつけるバター少々を薄く塗る
  2. じゃがいもは皮をむき、7~8㎜厚さに切る(水にさらさない)。じゃがいもは皮をむき、7~8㎜厚さに切る
  3. フライパンにじゃがいも、Aを入れて中火にかける。へらで混ぜながらしばらく煮立たせ、全体にとろみがつき、じゃがいもがやわらかくなるまで煮る。フライパンにじゃがいも、牛乳などを入れて中火にかけるへらで混ぜながらしばらく煮立たせる
  4. ①の耐熱容器に③を入れ、表面にピザ用チーズを散らし、バターをちぎって5~6カ所にのせる。表面にピザ用チーズを散らすバターをちぎって5~6カ所にのせる
  5. 220℃のオーブンに入れ、表面に焼き目がつくまで10~12分ほど焼く。オーブンから取り出し、黒こしょうを振る。表面に焼き目がつくまで10~12分ほど焼く

Staff Credit

撮影/宮濱祐美子 スタイリスト/河野亜紀 取材・原文/田中のり子
こちらは2024年LEE12月号(11/7発売)「冬のおもてなしは「ドフィノワ」で決まり」に掲載の記事です。

ワタナベマキ

料理家

ケータリングをきっかけに、本、雑誌、広告などで料理を提案するように。デザイナーの夫、中学生の息子との毎日から生まれる実践的、かつ体に優しいレシピが好評。『ワタナベマキの10の定番弁当』 (扶桑社ムック)、『旬菜ごよみ365日 季節の味を愛しむ日々とレシピ』(誠文堂新光社)ほか著書多数。

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