野菜も肉もたっぷりとれて、おなかと心が満たされる
ごはん作りに迷ったら「ひと皿完結スープ」!
慌ただしい日々は、温かく栄養たっぷりのごはんでホッとしたい。そんなときこそ、野菜もたんぱく質もとれるスープの出番です。ごはんを添えれば、一食が即完成。手順はシンプル、食べて満足の珠玉のレシピ!
主菜と副菜を兼ねたスープを、ごはんにかければ一食に
教えてくれたのは
有賀 薫さん
スープ作家
2011年から9年間、3000日以上にわたって朝のスープ作りをnote等で日々更新。著書に『なんにも考えたくない日は「スープかけごはん」で、いいんじゃない?』(ライツ社)など。
パンと一緒に食べて、満足の一食に
かぼちゃと鶏のクリームスープ
調理時間25分
「カリカリバゲットを、特大クルトン感覚で。鶏肉もかぼちゃも大ぶりだから、おなかも満足。カレー粉を少し入れて作ってもおいしいですよ」(有賀 薫さん)
材料・2~3人分
- かぼちゃ……小1/4個(250g)
- 鶏もも肉……2/3枚(200g)
- 玉ねぎ……1/4個
- バゲット(2㎝幅程度のスライス)……3~4枚
- 薄力粉……大さじ2
- 牛乳……100㎖
- 塩……小さじ1/2
- バター……20g
作り方
- かぼちゃは種とワタを取り除き、ラップに包んで電子レンジ(600W)で2分ほど加熱してから2~3㎝角に切る。鶏肉はひと口大に切り、塩、こしょう(各分量外)を軽く振る。玉ねぎは1~2㎝角に切る。
- 鍋にバターを入れて中火で熱し、①の玉ねぎを炒める。薄力粉を加えて混ぜ、さらによく炒める。一度火を止め、水400㎖を少しずつ加えながら混ぜ、同様に牛乳も加える。①のかぼちゃと鶏肉、塩を加える。
- ②を中火にかけ、煮立ったら弱火にし、フタをずらしてのせ、10~12分煮込む。かぼちゃがやわらかくなったら味をみて、塩、こしょう(各分量外)で調える。
- バゲットを大きめの乱切りにし、トースターで焼き目がつくまで焼く。
- 器に③を盛り、④をトッピングする。
Staff Credit
撮影/須藤敬一 スタイリスト/つがねゆきこ 取材・原文/福山雅美
こちらは2024年LEE11月号(10/7発売)「ごはん作りに迷ったら「ひと皿完結スープ」!」に掲載の記事です。