慌ただしい日々は、温かく栄養たっぷりのごはんでホッとしたい。そんなときこそ、野菜もたんぱく質もとれるスープの出番です。手順はシンプル、食べて満足の珠玉のレシピ！

エダジュンさんの旅気分も満たされるアジアンひと皿完結スープ

アジアンスープ通のエダジュンさんが、味は本格的なまま、作り方を簡単に、栄養バランス◎にアレンジ。現地感たっぷりの一杯を手軽に楽しめます！

旅好きのエダジュンさん。旅先でも、スープ研究は欠かしません。「スープって、けっこう地域性が出るんです。暑い場所は、酸味をきかせてさっぱり仕上げるし、寒い場所は冷めにくいようにとろみをつけたり、みそなどを使って体を温める工夫をしたり。そしてけっこうな割合で、どの地域でもスープをごはんや麺などの炭水化物にかけたくなるらしい（笑）。おいしい食べ方って、世界共通なんですね」（エダジュンさん）

スープは世界共通のお手軽おうちごはん！

教えてくれたのは

エダジュンさん

大学にて管理栄養士の資格を取得。「Soup Stock Tokyo」勤務を経て、料理家として独立。“パクチーボーイ”の愛称も。著書『たんぱく質たっぷり やせスープ』（主婦と生活社）も好評。

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調理時間10分

「市販のペーストを使わず、身近な材料でエスニックスープ。本場感あふれる味わいの秘密は、桜エビから香る風味！　辛さが苦手な場合は、赤唐辛子は抜いてもOKです」（エダジュンさん）

材料・2～3人分

• エビ（殻付き）……6尾
• しめじ……1パック（100g）
• もやし……1/2袋（100g）
• ミニトマト……6個
• 緑豆春雨（乾燥）……20g
• 香菜（シャンツァイ）のざく切り……適量
• レモン（国産）くし形切り……2個
• Ａ）
  • 赤唐辛子……1本
  • しょうが……1かけ
  • 桜エビ（乾燥）……5g
  • ナンプラー……大さじ1 1/2
  • レモン汁……大さじ1

作り方

1. エビは殻をむき、背ワタを取り除く。しめじは石づきを切り落とし、ほぐす。
2. Ａの赤唐辛子は種を抜いて輪切りにする。しょうがは薄切りにする。桜エビはみじん切りにする。
3. 鍋にＡと水500㎖、もやし、①のしめじを入れて中火にかける。沸騰したら弱めの中火にし、春雨と①のエビを入れて3分ほど煮る。
4. ミニトマトを加え、1～2分煮る。器に盛り、香菜とレモンをのせる。