近藤幸子さんの「おやこおやつ」
Vol.
57
「ロコモコ風丼」レシピ
夏休みのお昼におすすめ!簡単で便利な「ロコモコ風丼」を近藤幸子さんに教わりました。
夏にぴったりなハワイ料理のロコモコですが、ハンバーグを作って目玉焼きを焼いて…はちょっと面倒。それなら、ハンバーグをこねずにそのまま炒めてそぼろにしてしまおう!という近藤さんならではのアイディアレシピです。今回は、味の決め手になる簡単グレービーソースの作り方や、目玉焼きを綺麗に焼くコツも教えてくれます。詳しい作り方は動画でチェック!
近藤幸子さんの「おやこおやつ」は毎月第3土曜日8時に更新!
簡単そぼろで作る
「ロコモコ風丼」の作り方
「ロコモコ風丼」は、お肉、野菜、卵がのった、見た目が華やかな子どもが喜ぶ人気の洋風メニューです。そぼろは前の晩に作り置きもできるので、多めに作ってお弁当に入れたり、そのままご飯にのせたり、アレンジができるので夏休みのお昼にうってつけですね!
近藤幸子さん
材料・2人分
ご飯……2膳分
【そぼろ】
合いびき肉……200g
玉ねぎ……1/4個
にんにく……1/2片
A・ケチャップ……大さじ2
・中濃ソース……大さじ1
・しょうゆ……小さじ1
【グレービーソース】
バター……10g
玉ねぎ……1/4個
水溶き片栗粉(片栗粉……小さじ1/2、水……小さじ1)
B・水……1/2カップ
・塩……小さじ1/6
・しょうゆ……小さじ1
・顆粒コンソメ……小さじ1/2
アボカド……1/2個
ベビーリーフ……適量
卵……2個
サラダ油……小さじ1
- 玉ねぎとにんにくはみじん切りにする。
- 熱したフライパンに、合いびき肉、①の玉ねぎ、にんにくを入れ、強めの中火で肉の色が変わるまで炒める。Aのケチャップ、ソース、しょうゆを加え、さらに2分ほど炒めて取り出す。
- 軽く汚れを拭き取った②のフライパンに、バターを入れて溶かし、薄切りの玉ねぎをしんなりするまで炒める。Bの水、塩、しょうゆ、コンソメを加え、水溶き片栗粉でとろみをつけ、グレービーソースを作る。
- 別のフライパンを熱し油をなじませ、ボウルに割り入れた卵をそっと入れ、半熟の目玉焼きを作る。蓋なし、水なしで白身が固まるまで3〜4分焼く。
- お皿にご飯を盛り、ベビーリーフと角切りにしたアボカド、②のそぼろと④の目玉焼きをのせ、③のグレービーソースをたっぷりとかける。
Point!
・ひき肉は、調味料を入れたら、よく炒めてケチャップの酸味を飛ばしてください。洋食っぽい深い味になります。
・バターの風味が効いた、簡単グレービーソースが美味しさのポイントです。
・半熟目玉焼きは、蓋なし、水なしでじっくり焼くと、黄身に膜が張らずに綺麗な色の目玉焼きになります。
子どもの感想、反応は?
「お昼にロコモコ♡気分が上がる〜!」(妹)
「野菜もお肉もたっぷり食べられるね♪」(姉)
子どもと一緒に作ってみてくださいね
近藤幸子さん
Sachiko Kondo
料理研究家・管理栄養士
近藤幸子さんの「おやこおやつ」次回は9月21日土曜日8時に、本格「豆花」のレシピを公開予定です。
Staff Credit
撮影/三村健二 取材・文・動画編集/伊藤美江
近藤幸子 Sachiko Kondo
料理研究家・管理栄養士
6歳違いの二人の娘の母で、家事や育児に忙しい日々から生み出される工夫の詰まったレシピが大人気。著書に『がんばりすぎないごはん』『丸めないハンバーグ、包まないシュウマイ。』『味が決まる!レシピがいらない中火で8分蒸し』など。