春ピーマンのほろ苦さがアクセント
じゃこピーマンのキンパ
「具材はたくさんの種類を入れなくてもいいんです。今回は、やわらかな春ピーマンを主役にして。うちの2歳の息子もぱくぱく食べる大好物」(キム・ナレさん)
材料・2本分
- 焼きノリ(全形)……2枚
- 温かいごはん……300g
- A)
- ごま油……大さじ1/2
- 塩……小さじ1/3
- 春ピーマン……1個
- ちりめんじゃこ……40g
- ほうれん草……50g
- べったら漬け……1/5本ほど
- 白いりごま……少々
- B)
- アガべシロップ(またはハチミツ、砂糖)、水……各大さじ1
- みりん、しょうゆ……各大さじ1/2
- 塩……少々
- 塩……適量
- 米油(または好みのくせのない油)……大さじ1/2
- ごま油……適量
作り方
- ピーマンはヘタと種を取り除き、粗みじん切りにする。
- フライパンを中弱火で熱し、ちりめんじゃこを入れて水分を飛ばすように1分ほど炒める。米油を加え、さらに1分ほど炒めてカリッとさせる。
- ①のピーマンを加え、水分を飛ばすように2分ほど炒める。Bを加えて水分がなくなるまで炒め、ごま油小さじ1/4を回しかける。
- べったら漬けは5㎜角の棒状に切る。
- ほうれん草をゆでる。冷水にとり、水気をしっかり絞って4〜5㎝長さに切る。塩少々で味つけする。
- ごはんにAを加え、よく混ぜる。
- 巻きすにノリ1枚を置き、⑥の半量を全体に広げる。手前を2㎝ほど空け、具材の半量を中央より手前に収まるように並べる。
- 巻きすの手前を持ち上げ、一気に具材を巻き込む。巻きすの中で転がすように巻き終え、巻きすの上から軽く押さえて形を整える。
- 表面にごま油を塗り、ごまを振る。残り1本も同様に作る。
作った次の日のキンパは、卵をつけて焼くとおいしい
韓国ではキンパはたくさん作るもの!「余った分を冷蔵庫に入れておくと、ごはんがかたくなりますよね。そこで次の日は、溶き卵をつけて少量の油でこんがりと焼いて食べます。側面も焼くとおいしいですよ」(キム・ナレさん)
撮影/田上浩一 スタイリスト/朴 玲愛 取材・原文/福山雅美 撮影協力/UTUWA
こちらは2023年LEE5月号(4/7発売)「キム・ナレさんの春のごちそうキンパ」に掲載の記事です。