メインおかずをフライパンひとつ(=ワンパン)でササッと作れ、洗い物が減って、時短にもなる強い味方。簡単なのにボリューム感があるのもうれしい。アイデアレシピを大公開!
フライパンの大きさをそのまま活用したアイデアレシピ! フライパンひとつで調理の可能性は無限大!
ミルフィーユのようにおしゃれなチキンレシピ
包まないロールキャベツ
「包む手間がないので、とっても簡単! ヘルシーな鶏むね肉に、しょうゆベースの味がよく合います。キャベツの芯を叩いて平らにするのもポイント」(堤 人美さん)
材料・2~3人分
- 鶏むね肉……1枚(250g)
- キャベツ……大6枚
- トマト……1個
- 玉ねぎ……1/2個
- A)
- 塩……小さじ1/2
- こしょう……適量
- B)
- 酒……大さじ2
- 水……100㎖
- しょうゆ……大さじ1
- こしょう……適量
作り方
- 鶏肉は薄めのそぎ切りにし、Aで下味をつける。キャベツは芯を包丁で叩き、トマトは7㎜幅で横に切り、玉ねぎは薄切りにする。
- フライパン(直径26㎝)にキャベツを2枚敷き詰め、鶏肉、トマト、玉ねぎの半量を広げてのせる。同様にもう1回キャベツ2枚と具材を重ね、一番上にキャベツ2枚をのせる。
具材はぎっしり詰めて平らにするのがコツ
キャベツは葉の縁が鍋の端になるように敷き、具材、キャベツ、具材と2段重ねる。全体に平らになるようにぎっしり詰めるのがコツ
一番上もキャベツでおおう
- ②に混ぜ合わせたBをかけ、フタをして強火にかける。蒸気が出てきたら弱火にし、10~12分ほど蒸す。放射状に切り分けて、器に盛る。
調味料と水は合わせてから、キャベツの上からかける
包む手間を省いて大きく作ればラクチンだし、楽しさもプラス
「ロールキャベツのように一つ一つ包む料理は、フライパンでドーンと作ると手間いらずでラクチン。いつもとはまた違う食感やおいしさが楽しめて、ワクワク感も。」(堤 人美さん)
教えてくれたのは
堤 人美さん
アイデアがあるシンプルなレシピが人気。料理業界きっての韓国ドラマ通で、ソウルにも足繁く通う。ワタナベマキさんとの共著『韓国ドラマの妄想ごはんレシピ帖』(主婦と生活社)も最近の話題に
Instagram:hitotsutsu
【特集】フライパンひとつで感激おかず、できました!
撮影/豊田朋子 スタイリスト/朴 玲愛 取材・原文/海出正子 撮影協力/UTUWA
こちらは2023年LEE5月号(4/7発売)「フライパンひとつで感激おかず、できました!」に掲載の記事です。
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堤 人美
身近な素材にひと工夫加えた、作りやすいのに新鮮なおいしさのレシピで人気。雑誌や書籍のほか、企業のレシピ開発やCMの料理制作など幅広く活躍。近年韓国エンタメに夢中になっていることから、韓国料理の研究にも余念がない日々。