きりたんぽ鍋
「鶏のうま味いっぱいのスープが具材にじんわりしみ込みます。お団子の煮え加減はお好みで」(飛田和緒さん)
材料・4人分
- 鶏もも肉……2枚
- ごぼう……1袋(200g)
- せり……2束
- 京菜(なければほうれん草や小松菜)……1束
- ナンプラー……大さじ1
- 塩……小さじ1
- 柚子こしょう、かんずり……各適量
- A)
- 鶏手羽先……8本
- 水……1.5ℓ
- 長ねぎの青い部分、しょうがの皮……各適量
- お団子(16〜18個分)
- 炊きたてのごはん(やわらかめに炊く)……2合分
- 水溶き片栗粉(片栗粉:水が1:1)……適量
作り方
- お団子を作る。ごはんを軽くつぶし、水溶き片栗粉を手につけながら楕円のお団子状にする。水溶き片栗粉を表面に塗ってトースターや焼き網などでこんがり焼く。
- Aを鍋に入れ、アクを取りながら20分煮てスープをとり、ナンプラーと塩で味を調える(手羽先は取り出し、別の料理に使う)。
- 鶏肉はひと口大に切る。ごぼうはささがきにし、水につけてアクを取る。せりと京菜は4㎝長さに切る。
- 鍋に②の鶏だしと③の鶏肉を入れて煮る。肉の色が変わったら野菜と好みの量のお団子を加え、器にとり、薬味を添えていただく(お団子は、煮すぎると崩れて溶けるので注意)。
水溶き片栗粉を手につけ、軽くつぶしたごはんでお団子を作る。焼くと表面がパリッとして、煮崩れしにくい。
撮影/合田昌弘 スタイリスト/朴 玲愛 取材・原文/馬田草織
こちらは15年01月号「人気料理家が本当に食べている絶品おうち鍋・もてなし鍋」に掲載の記事です。
飛田和緒
料理家
毎日無理なく続けられる、使いやすい食材を使った、シンプルでおいしい料理や保存食が人気。著書に『くりかえし料理』(扶桑社)、『いちばんおいしい野菜の食べ方』(オレンジページ)、『シンプルがおいしい 飛田さんの野菜レシピ』(NHK出版)など、多数。