焼いた香ばしさがコクに変わるひとワザ
焼きキャベツと鶏肉グリルの鍋
「シンプルな味つけですが、香ばしさとキャベツの甘味がおいしさのもとです。にんにくも入れてガツンとした味に」(近藤幸子さん)
材料・2〜3人分
- キャベツ……1/2個(約700g)
- 鶏もも肉……2枚
- 塩……小さじ1
- A)
- にんにくの薄切り……1かけ分
- 塩……小さじ1
- ローリエ……1枚
- オリーブオイル……大さじ1/2
作り方
- キャベツは芯を取って、4〜6等分に大きめに切る。鶏肉は1枚を6等分に切り、塩で下味をつける。
- 冷たい大きめのフライパンにオリーブオイルを入れ、鶏肉の皮目を下にして並べ、強めの中火にかける。肉に火が通って少し縮んできたら、隙間を空けてキャベツを並べ、肉とキャベツにこんがり焼き色がつくまで香ばしく焼く(中まで火が通っていなくてもいい)。
鶏肉を焼きつけてから、キャベツを加えて焼く。強めの火でガンガン焼き目をつける感じでOK。
- 鍋に水400㎖、A、②を入れて火にかける。沸騰してきたら中火にし、フタをして15分ほど煮る。
シメはこちらで
バゲットを薄切りにしてトーストし、にんにくの切り口をさっとこすりつける。鍋のスープにひたしていただく。
撮影/豊田朋子 スタイリスト/朴 玲愛 取材・原文/海出正子
こちらは2020年LEE1月号「白菜・大根・キャベツ 大量消費 激うま「鍋」」に掲載の記事です。
近藤幸子 Sachiko Kondo
料理研究家・管理栄養士
6歳違いの二人の娘の母で、家事や育児に忙しい日々から生み出される工夫の詰まったレシピが大人気。著書に『がんばりすぎないごはん』『丸めないハンバーグ、包まないシュウマイ。』『味が決まる!レシピがいらない中火で8分蒸し』など。