外側はパリッと、内側はしっとりやわらか
ローストチキン 塩レモン風味
深さのある鍋で蒸し焼きにすることで、レモンやハーブの香りが全体に行き渡ります。オーブンで焼くと、周りがパリッとした食感に。
材料・4〜5人分・直径25㎝
- 鶏……1羽
- レモン……2個
- 塩……大さじ1
- オリーブオイル……大さじ5
- タイム……2〜3枝
- じゃがいも(小粒)……12個
- ペコロス(小玉ねぎ)……15個
- にんにく……1株
- タイム(あれば仕上げ用に)……1〜2枝
作り方
- レモンは皮を洗って2㎝幅のくし形切りにし、塩、オリーブオイル大さじ2を加えてもみ込む。
- ①の半量とタイムを鶏のおなかに詰め、表面に、塩小さじ1、こしょう少々(各分量外)を振り、常温で1時間ほどおく。
丸ごとの鶏にレモンやハーブを詰め、表面にも塩をまぶしてマリネするのがポイント。
- じゃがいもは皮を洗い、ペコロスは皮をむき、にんにくは皮ごと横半分に切る。
- 鍋にオリーブオイル大さじ1を熱し、鶏の表面をしっかりと焼きつけ、一度取り出す。
- ④の鍋の油をふき取り、オリーブオイル大さじ1を加え、じゃがいもとペコロスを焼き色がつくまで炒める。中央をあけて鶏肉を戻し、にんにくと①の残りのレモンを周りに並べ、タイムをのせてオリーブオイル大さじ1を回しかける。200℃のオーブンで1時間ほど焼く。
撮影/野口健志 スタイリング/朴 玲愛 取材・原文/藤井志織
こちらは2014年LEE11月号「ほったらかしで簡単、そして豪華!“鍋ごとサーブ”のロースト&煮込み」に掲載の記事です。
坂田阿希子 Akiko Sakata
フランス料理店などでの修行を経て、東京・表参道で料理&お菓子教室「studio SPOON」を主宰。2019年には代官山にて洋食店「洋食KUCHIBUE」をオープン。著書に『この一皿でパーフェクト、パワーサラダ』(文化出版局)、『特製ソースでおいしい絶品グラタンとオーブン焼き』(家の光協会)など。