野菜がたっぷり食べられる、冬のごちそうといえば鍋。今回はもうひとワザ加えて、さらなるおいしさの高みを目指します! もちろん、難しいこと一切なし。切り方を少し変えました。こんな簡単なことで、段違いのおいしさです。
家にある野菜を細切り
チョンゴル
「彩りが華やかな韓国風すき焼き。食べるときは、しっかり混ぜて味わいます。心地よい歯触りと一体感あるおいしさは、サイズを揃えた細切り野菜のおかげ」(堤 人美さん)
材料・3~4人分(直径24㎝程度の浅鍋使用)
- 牛切り落とし肉……250g
- にら……1束
- にんじん……1/2本(100g)
- 玉ねぎ……1個
- えのきだけ……大1パック(150g)
- 卵……3個
- A)
- しょうゆ……大さじ2 1/2
- 砂糖……大さじ1/2
- にんにくのすりおろし……1かけ分
- 白すりごま、ごま油……各大さじ1
- B)
- 水……1カップ
- 酒……大さじ2
作り方
- ボウルに牛肉とAを入れてよく混ぜる。
- にらは6㎝長さに切る。にんじんは6㎝長さの細切りに、玉ねぎは7㎜幅のくし形切りにする。えのきだけは根元を切り落とし、ほぐす。
- 鍋に②の野菜と①の肉を彩りよく並べ、混ぜ合わせたBを加えて中火で煮立たせる。そのまま4~5分煮て、肉の色が変わって水分が出てきたら、中央に卵を割り入れ、さらに7~8分ほど煮る。焦げそうになるようなら火を弱める。
- 全体に大きく、水分を飛ばすように混ぜ合わせる。
シメはチャーハン
煮汁が残った鍋にごはんを加え、焼きつけるように炒める。好みでコチュジャンを加え、塩、こしょうで味を調える。仕上げにもみノリをかける。「もちろん、韓国ノリでもおいしいですよ」(堤 人美さん)
教えてくれたのは
堤 人美(Hitomi Tsutsumi)さん
身近な素材にひと工夫加えた、作りやすいのに新鮮なおいしさのレシピで人気。雑誌や書籍のほか、企業のレシピ開発やCMの料理制作など幅広く活躍。近年韓国エンタメに夢中になっていることから、韓国料理の研究にも余念がない日々。
Instagram:hitotsutsu
【特集】「野菜」がもっとおいしくなる 人気料理家の「ひとワザ鍋」
撮影/鈴木泰介 スタイリスト/駒井京子 取材・原文/福山雅美
こちらは2023年LEE1・2月合併号(12/7発売)「「野菜」がもっとおいしくなる 人気料理家の「ひとワザ鍋」」に掲載の記事です。
堤 人美
身近な素材にひと工夫加えた、作りやすいのに新鮮なおいしさのレシピで人気。雑誌や書籍のほか、企業のレシピ開発やCMの料理制作など幅広く活躍。近年韓国エンタメに夢中になっていることから、韓国料理の研究にも余念がない日々。