人気の夏野菜「トウモロコシ」で作る、
おやつにもおかずにもなるレシピ
近藤幸子さんの「おやこおやつ」第32回/「トウモロコシのちぎりつくね」
トウモロコシをたっぷり使った「つくね」のレシピを近藤幸子さんに教わりました。「つくね」というと、こねて丸めてと手間がかかるイメージですが、丸めなくても手でちぎって焼くだけなので簡単に作れちゃいます。もちろんスプーンですくって焼いてもいいですし、形がいびつでもOK!ホットプレートで焼けば子どもと一緒に作りやすいのでぜひチャレンジしてみてくださいね。トウモロコシの甘みとザクザクな食感が楽しめますよ!
また、動画ではねぎのみじん切りのコツもご紹介しているのでこちらも要チェックです。
近藤幸子さんの「おやこおやつ」は毎月第3土曜日10時に更新!
近藤幸子さんの
一緒に作ろう「おやこおやつ」
#32「トウモロコシのちぎりつくね」
旬の野菜、トウモロコシはそのまま食べてもおいしいのですが、飽きてしまったり、調理法に悩んでしまったりすることがあるので、夏の食欲のないときでも、どんどん食べたくなる「つくね」にアレンジしました。ホールコーンでも代用可能ですが、甘みとザクザクな食感が楽しめる生のトウモロコシを使うのがおすすめです。お子さんと一緒にチャレンジしてみてくださいね!(近藤幸子さん)
丸めないから簡単!
「トウモロコシのちぎりつくね」の作り方
材料
(A)
・鶏ひき肉 250g
・ねぎ 1/2本 みじん切り
・塩 小さじ1/2
・おろししょうが 小さじ1/2
トウモロコシ 1本(正味150 g)
サラダ油 大さじ1
1.トウモロコシの皮をむきラップで包み、600wのレンジで3分加熱し、うらがえしてさらに1分加熱する。
10分ほど粗熱をとる。
冷めたら3等分の長さに切り、立てて実をそぎ切る
2.(A)と1のトウモロコシをボウルに入れ、粘りがでるまでこねる。
ねぎは両面斜めに切り込みを入れ、蛇腹状にしてからみじん切りにする(切り方は動画をチェック!)
3.160〜170℃に熱したホットプレートに油をなじませ、2を一口大にちぎって中火で焼き目がつくまで3分ほど焼く。
丸めなくてもOK!そのまま転がすように焼いて。
裏返して同様に焼く。
point!
*トウモロコシは必ず冷めてから入れてください。
*鶏ひき肉は胸、もも、どちらでも作れますが鶏もものひき肉の方が美味しくできます。
*アレンジで、トウモロコシを枝豆にかえてもいいですね!
*今回は手でちぎって焼きましたが、スプーンですくって焼いてもいいですし、形がいびつでもOKなのでお子さんに任せてみては?
子どもの感想、反応は?
「トウモロコシがザクザクとして甘い!」(妹)
「作りたてをパクパク、手が止まらない〜」(姉)
子どもはケチャップ、大人は山椒と塩をつけて、お好みの味で楽しんで! また、花椒辣醤(ファージャオラージャン)をつけても美味しいですよ。
「お子さんと一緒にチャレンジしてみてくださいね」(近藤幸子さん)
近藤幸子さんの「おやこおやつ」次回は8月20日土曜日10時に「透き通るブルーゼリーのフルーツポンチ」を公開予定です。
撮影/三村健二 取材・文・動画編集/伊藤美江
▼「夏休みに作りたい軽食」はこちら!
近藤幸子 Sachiko Kondo
料理研究家・管理栄養士
6歳違いの二人の娘の母で、家事や育児に忙しい日々から生み出される工夫の詰まったレシピが大人気。著書に『がんばりすぎないごはん』『丸めないハンバーグ、包まないシュウマイ。』『味が決まる!レシピがいらない中火で8分蒸し』など。