鹹豆漿(シェントウジャン)
温かい豆乳にザーサイやラー油、酢などを加えたやさしいスープ。「黒酢の成分で豆乳が分離して、おぼろ状になるのがおいしいんですよね。現地ではエビの塩漬けを使いますが、手軽なナンプラーで代用しました」(ワタナベマキさん)
材料・2人分
- 豆乳(成分無調整)……3カップ
- ザーサイ(塩漬け)……40g
- 香菜のざく切り……4~5本分
- A)
- 干しアミエビ(または桜エビ素干し)……10g
- 黒酢……大さじ2
- ナンプラー……小さじ1
- ごま油……小さじ2
- ラー油(好みで)……少々
作り方
- ザーサイは薄切りにし、かぶるくらいの水を注いで7分ほどひたし、塩抜きをする。水気をきり、粗みじん切りにする。
- 器に①とAを入れる。
- 豆乳を沸く直前まで温め、高い位置から②に注いでひと混ぜする。香菜をのせ、ラー油をかける。
※塩漬けのザーサイがない場合は、瓶詰などの味つきザーサイを使っても。その場合は、塩抜きの工程を省略する。
撮影/メグミ スタイリスト/駒井京子 取材・原文/福山雅美
2022年7月号【堤 人美さんとワタナベマキさんの旅する気分で 韓国ごはん 台湾ごはん】より
ワタナベマキ
料理家
ケータリングをきっかけに、本、雑誌、広告などで料理を提案するように。デザイナーの夫、中学生の息子との毎日から生まれる実践的、かつ体に優しいレシピが好評。『ワタナベマキの10の定番弁当』 (扶桑社ムック)、『旬菜ごよみ365日 季節の味を愛しむ日々とレシピ』(誠文堂新光社)ほか著書多数。