鶏肉飯(ジーローハン)
鶏肉のうま味たっぷりの蒸し汁をタレにして。「旅で毎回訪れる、大好きな店の味を再現。絶対に添えたいのは、両面焼きの目玉焼き! スープと小菜もつければ現地のお店気分です」(ワタナベマキさん)
材料・2人分
- 温かいごはん……茶碗2杯分
- 鶏むね肉……200g
- 卵……2個
- 香菜のざく切り……5本分
- 白いりごま……少々
- A)
- てんさい糖(または好みの砂糖)……小さじ1
- 塩……小さじ1/4
- B)
- しょうがの薄切り(皮付き)……1かけ分
- 香菜の根……2個
- 紹興酒……大さじ4
- 塩……小さじ1/4
- ごま油……大さじ1
作り方
- 鶏肉は厚いところに切り目を入れて開き、厚さを均等にする。Aをよくすり込む。
- 小さめのフライパンに①とBを入れ、中火にかける。煮立ったら弱火にし、フタをして3分蒸す。火を止め、そのまま10分おいてから、皮を取り除き、食べやすくさく(蒸し汁はとっておく)。
- 小鍋に②の蒸し汁、塩、ごま油を入れて弱火にかけ、ひと煮立ちさせる。
- ②のフライパンをさっと洗って水気をふき、ごま油(分量外)を薄く引いて中火で熱する。卵を割り入れ、両面焼きの目玉焼きを作る。
- 器にごはんを盛り、②の鶏肉をのせ、③のタレをかける。香菜と④をのせ、白いりごまを振る。
撮影/メグミ スタイリスト/駒井京子 取材・原文/福山雅美
2022年7月号【堤 人美さんとワタナベマキさんの旅する気分で 韓国ごはん 台湾ごはん】より
ワタナベマキ
料理家
ケータリングをきっかけに、本、雑誌、広告などで料理を提案するように。デザイナーの夫、中学生の息子との毎日から生まれる実践的、かつ体に優しいレシピが好評。『ワタナベマキの10の定番弁当』 (扶桑社ムック)、『旬菜ごよみ365日 季節の味を愛しむ日々とレシピ』(誠文堂新光社)ほか著書多数。