基本のツナキャベツ春巻き
色鮮やかな断面がお弁当に華やかさを添える春巻き。本格的な“あん”は朝から作るのは大変だけど、具の選び方次第で、驚くほど簡単にできるのです。
材料・作りやすい分量
- 春巻きの皮……5枚
- ツナ缶……(小)2缶
- キャベツの千切り……5枚分(約200g)
- マヨネーズ……大さじ1
- 塩……小さじ1/3
- A)
- 薄力粉……大さじ1
- 水……大さじ1 1/2
- 揚げ油……適量
作り方
- ツナは油をきり、マヨネーズで和える。
- キャベツは塩でもんでしばらくおき、出てきた水気をよく絞る。
- 春巻きの皮に、①と②をそれぞれ1/5量ずつのせて包み、巻き終わりをAを合わせたノリで留める。同様に残り4本も包む。
- フライパンに揚げ油を深さ2㎝ほど注ぎ、中火にかけて170℃に温める。③を入れ、きつね色になるまで揚げる。
〈揚げる前の状態で〉冷凍庫で1カ月間保存可
〈揚げた状態で〉冷凍庫で2週間保存可
お弁当ポイント
選ぶ具材は、調理不要なもの
具材はツナやキャベツなど。火の通りも気にならず、揚げ時間も油も少なめでOK
余った皮は保存できます!
春巻きの皮は10枚入りがほとんど。残った分は保存期限内なら、乾かないように密閉すれば冷蔵保存可
〈揚げる前〉の冷凍&解凍
冷凍
巻き終わったら、そのまま冷凍
具材を巻いたら、保存袋に入れて冷凍。1本ずつ離して並べなくても大丈夫
解凍
凍ったまま低めの油で
160℃の低めの温度の揚げ油で全体がきつね色になるまで揚げればOK
〈揚げてから〉の冷凍&解凍
冷凍
そのまま袋に入れて冷凍庫へ
粗熱を取ってから、保存袋に入れて冷凍庫へ。1本ずつ離して入れる必要なし
解凍
アルミホイルで包んで加熱
使う分だけアルミホイルで包んで、魚焼きグリルかトースターで約8分加熱
撮影/砂原 文 スタイリスト/朴 玲愛 取材・原文/福山雅美
2019年4月号【繰り返し食べてもおいしい! ワタナベマキさんの「絶対飽きないお弁当」一週間】より
ワタナベマキ
料理家
ケータリングをきっかけに、本、雑誌、広告などで料理を提案するように。デザイナーの夫、中学生の息子との毎日から生まれる実践的、かつ体に優しいレシピが好評。『ワタナベマキの10の定番弁当』 (扶桑社ムック)、『旬菜ごよみ365日 季節の味を愛しむ日々とレシピ』(誠文堂新光社)ほか著書多数。