基本の唐揚げ
お弁当に入っているとうれしいおかずNo.1。おいしさの秘密は、カリッと軽やかな衣の食感。
材料・作りやすい分量
- 鶏もも肉……1枚(300g)
- A)
- 卵……1個
- しょうがのすりおろし……1かけ分
- 酒、しょうゆ……各大さじ1
- 塩……小さじ1/4
- 薄力粉……大さじ1
- 片栗粉……大さじ2
- 揚げ油……適量
作り方
- 鶏肉は好みで皮を取り除き、少し小さめのひと口大に切り分ける。
- ①をボウルに入れてAを加えてよくもみ込む。薄力粉を加えてさらにもみ込んで下味をつける。
- フライパンに揚げ油を深さ2㎝ほど注ぎ、中火にかけて170℃に温める。②に片栗粉をまぶし、揚げる。薄く色づいたら、火を少し強めて油の温度を上げ、きつね色になるまで揚げる。
〈下味をつけた状態で〉冷蔵庫で3日間保存可 冷凍庫で1カ月間保存可
〈揚げた状態で〉冷凍庫で2週間保存可
お弁当ポイント
火の通りを考え、やや小さめに
お弁当で重要なのは衛生面。確実に中心まで火が通るよう、いつもより小さめに
後づけ片栗粉で衣をサクサクに
冷めてもおいしい衣にするために、片栗粉をつけるのは、揚げる直前にする
〈揚げる前〉の冷凍&解凍
冷凍
手順2(上記参照)の下味の状態で冷凍
使う分ずつ間隔をあけて1列に並べ、保存袋へ。解凍時に分けやすいよう、折りたたんで冷凍庫へ
解凍
使う分だけ、水にひたす
使う分だけを水にひたして解凍。端がやわらかくなればOK。揚げるときは160℃の低温の油で
〈揚げてから〉の冷凍&解凍
冷凍
そのまま袋に入れて冷凍庫へ
粗熱を取ってから、保存袋に入れて冷凍庫へ。離して入れなくても大丈夫
解凍
アルミホイルで包んで加熱
使う分だけアルミホイルで包んで、魚焼きグリルかトースターで8分ほど加熱
撮影/砂原 文 スタイリスト/朴 玲愛 取材・原文/福山雅美
2019年4月号【繰り返し食べてもおいしい! ワタナベマキさんの「絶対飽きないお弁当」一週間】より
ワタナベマキ
料理家
ケータリングをきっかけに、本、雑誌、広告などで料理を提案するように。デザイナーの夫、中学生の息子との毎日から生まれる実践的、かつ体に優しいレシピが好評。『ワタナベマキの10の定番弁当』 (扶桑社ムック)、『旬菜ごよみ365日 季節の味を愛しむ日々とレシピ』(誠文堂新光社)ほか著書多数。