ほっとできる、いつもの味
叩きごぼうの甘辛炒め
細く長い幸せを願うごぼう。味つけは、いつものきんぴらと同じ。長さをそろえて、白ごまをぱらり。それだけで、お行儀のいいおせち風。
材料・3〜4人分
- ごぼう……2本
- A)みりん、酒、しょうゆ……各大さじ2
- 酢……小さじ1
- 白いりごま……大さじ2
- ごま油……小さじ2
作り方
- ごぼうは洗って4㎝長さに切り、酢を入れた湯で8〜10分ゆでてザルに上げる(少しかためにゆで上げる)。
- ①をめん棒などで叩き、割り砕く。
- フライパンを中火にかけてごま油を熱し、②、A、白いりごまを加え、汁気が飛ぶまでからめる。
撮影/宮濱祐美子 スタイリスト/駒井京子 取材・文/福山雅美
2015年1月号【頑張らなくても美しいお重が完成 盛りつけ上手の今どきおせち】より
ワタナベマキ
料理家
ケータリングをきっかけに、本、雑誌、広告などで料理を提案するように。デザイナーの夫、中学生の息子との毎日から生まれる実践的、かつ体に優しいレシピが好評。『ワタナベマキの10の定番弁当』 (扶桑社ムック)、『旬菜ごよみ365日 季節の味を愛しむ日々とレシピ』(誠文堂新光社)ほか著書多数。