買い物に行けなくて何もない(汗)! そんなときの最強お助け食材は卵と豆腐。冷蔵庫にある野菜と合わせれば、「ありあわせなのに!」と驚くほどの豪華なひと皿に。堤 人美さんが卵と豆腐の使いこなしアイデアをご紹介!
週末、冷凍の肉や缶詰まで使い切っていたとしても、卵と豆腐さえあれば大丈夫。
豆腐たっぷりの生地に目玉焼きもプラス
豆腐とじゃがいものチヂミ
「豆腐はその水分を生地に利用するので、水きりはしなくても大丈夫。キムチでメリハリのきいた奥深い味をプラス。酢じょうゆをつけてさっぱりと」(堤 人美さん)
材料・2枚分
- 木綿豆腐……1丁
- じゃがいも……1個(150g)
- 細ねぎ……1/3束
- A)
- 片栗粉、薄力粉……各大さじ4
- キムチ……50g
- 塩……少々
- 卵……4個
- ごま油……大さじ2+小さじ2
- 酢、しょうゆ……各適量
作り方
- 細ねぎは2等分に切る。大きめのボウルに豆腐、Aを入れ、じゃがいもをすりおろしながら加える。手でよくもんで、豆腐をつぶしながら混ぜる。
じゃがいもはデンプンを生地のつなぎとして利用するため、水にさらさない。生地のボウルに直接すりおろす
- フライパンにごま油大さじ1を中火で熱し、卵を2個割り入れ、黄身をつぶして広げる。半熟の状態で細ねぎの半量を広げてのせ、①の生地の半量をのせて丸く広げる。そのまま3分ほど焼き、裏返してさらに3分焼く。
- 仕上がりにごま油小さじ1を回りに加え入れ、生地を動かすようにしながらカリッとさせて取り出す。同様にもう1枚焼き、食べやすい大きさに切って器に盛る。酢じょうゆをつけていただく。
教えてくれたのは
身近な素材をセンスよく仕上げる達人 堤 人美さん
「この2つさえあれば大助かり!和洋エスニックと幅広く使えますね」(堤 人美さん)
京都府出身。書籍や雑誌で活躍する人気料理家。味の組み合わせにアイデアが。近著に『焼き煮込み 煮込みを簡単においしくするのは「焼き」でした。』(Gakken)。
Instagram:hitotsutsu
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※料理家3人が卵と豆腐の使いこなしアイデアをたっぷりご紹介!
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2022年2月号【買い物に行けてない? でも大丈夫! 卵と豆腐があればなんとかなる!】より
撮影/松村隆史 スタイリスト/朴 玲愛 取材・原文/海出正子
堤 人美
身近な素材にひと工夫加えた、作りやすいのに新鮮なおいしさのレシピで人気。雑誌や書籍のほか、企業のレシピ開発やCMの料理制作など幅広く活躍。近年韓国エンタメに夢中になっていることから、韓国料理の研究にも余念がない日々。