スープさえ決まれば毎日でもおいしい。調味料ちょい足しで味変自在! 究極の「3大鍋だし」で野菜を食べ尽くし!
【究極の塩鍋だしで作る】「鶏もも、キャベツ、にらの鶏うま塩鍋」レシピ/きじまりゅうたさん
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きじまりゅうた
2021.12.08
さらにうま味を足し上げる!
鶏もも、キャベツ、にらの鶏うま塩鍋
「煮込んだキャベツや玉ねぎの甘味が加わって、だしがさらに味わい深くなります。にらのピリッとした風味も絶妙なアクセントに」(きじまりゅうたさん)
材料・3~4人分
- 鶏うま塩だし(下記参照)……1回分
- 鶏もも肉……200g
- キャベツ……1/4個
- 玉ねぎ……1/2個
- にら……1/2束
- 塩……少々~小さじ1/2
作り方
- キャベツは葉をはがさずに5㎝角に切る。鶏肉はひと口大に切る。玉ねぎは繊維に沿って5㎜幅に、にらは4㎝長さに切る。
- 鍋に鶏うま塩だしを入れて中火にかけ、①のキャベツと鶏肉を入れ、火が通ったら塩で味を調える。①の玉ねぎとにらを加えてさっと煮る。
シメはこちらで
「ラーメンスープをイメージして作った濃厚鶏だしだから、シメはやっぱりラーメンで決まりです!」(きじまりゅうたさん)。
中華麺をゆでて鍋に入れ、温まったら器へ。味をみて足りなければ、塩で調えて。
これが基本の「スープ」!
「この味をたとえると“濃厚な塩ラーメン”のスープ。骨付き鶏肉を中心に、昆布、玉ねぎ、にんにく、干ししいたけと、うま味の出る素材を惜しみなく投入しました。
ポイントは火加減。強火でボコボコ沸かし、しっかりとうま味を煮出します。白濁するから、いかにも『うまそう!』って感じになるのもいいんです。ちなみににんにくを抜くと、ちょっとあっさり和風っぽく。鶏スペアリブとしいたけはそのまま具としてどうぞ」(きじまりゅうたさん)
鶏うま塩だし
材料・1回分(3~4人分)
- A)
- 鶏スペアリブ……300g
- 昆布……15㎝長さ1枚
- にんにく(好みで・縦半分に切る)……小2かけ
- 玉ねぎ(皮付き)……1/4個分
- 干ししいたけ(あれば)……1~2枚(薄めのもの)
- 酒……1/2カップ
- 水……1.4ℓ
- みりん……大さじ1
- 塩……小さじ1
*出来上がり量 約900㎖
作り方
- 鍋にAを入れて強火にかける。煮立ったら昆布を取り出し、アクを取り除く。フタをして、吹きこぼれない程度の強火で15分煮る。
- みりんと塩を加えて混ぜる。
*倍量で作って保存しても。その場合、水の分量は2.5ℓで。冷蔵で2~3日、冷凍で1カ月保存可
教えてくれたのは
きじまりゅうたさん
ダイナミックで食べごたえあるレシピで人気。「塩だしは、どんな具材でもおまかせの懐深さが長所。このだしは、ラーメン屋さんになった気分で、恐れずボコボコに煮立てるのがおいしさの秘訣です」(きじまりゅうたさん)
Instagram:ryutakijima
Twitter:kijimaryuta
公式サイト:http://www.daidokolog.com/
【特集】スープさえ決まれば毎日でもおいしい。調味料ちょい足しで味変自在! 究極の「3大鍋だし」で野菜を食べ尽くし!
2022年1月号【スープさえ決まれば毎日でもおいしい。調味料ちょい足しで味変自在! 究極の「3大鍋だし」で野菜を食べ尽くし!】より
撮影/鈴木泰介 スタイリスト/朴 玲愛 イラストレーション/Aikoberry 取材・原文/福山雅美