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「鶏とれんこんのみそメープルソテー」レシピ /ワタナベマキさん【カナダ産メープルシロップで】

  • ワタナベマキ

2021.11.30

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みそとメープルシロップ、よく合うんです
鶏とれんこんのみそメープルソテー

みそとメープルシロップ、よく合うんです 鶏とれんこんのみそメープルソテー

「みそとメープル2つのコクで、あっさり鶏むね肉が味わい深いメインに。ごはんはもちろんパンにもぴったり合う、おしゃれな味わいです」

[材料・2人分]

  • 鶏むね肉……小2枚(300g)
  • れんこん……150g
  • 玉ねぎ……1/2個(100g)
  • セルフィーユ(あれば)……適量
  • 白ワイン……大さじ2
  • カナダ産メープルシロップ(今回はアンバー)……大さじ3
  • みそ……大さじ1 1/2
  • しょうゆ……小さじ1
  • 塩、こしょう……各少々
  • オリーブオイル……小さじ2

[作り方]

  1. 鶏肉は常温に戻しておく。厚い部分に切り目を入れて左右に開き、厚さを均一にする。塩、こしょうで下味をつける。
  2. れんこんは皮をむき、2㎜幅の輪切りにする。水に1分ほどさらして水気をきる。玉ねぎは繊維に沿って薄切りにする。
  3. フライパンにオリーブオイルを中火で熱し、①を皮目を下にして入れる。焼き目がついたら裏返し、②を加えてさっと炒め合わせる。弱火にし、白ワインを加えてフタをし、4分蒸し焼きにする。
  4. ③にメープルシロップとみそを加えてなじませる。軽く煮立たせ、しょうゆを加えてさらになじませる。
  5. 鶏肉を取り出し、食べやすく切って器に盛る。れんこんと玉ねぎも盛って、残ったタレをかけ、食べやすく切ったセルフィーユをのせる。

 

\知ってますか?/
メープルシロップの作り方と種類

メープルシロップの原料は、カナダの厳しい冬に耐え、内部に蓄えたでんぷんを糖分に換えたカエデの樹液。この樹液を雪解けの頃に集め、糖度66%になるまで高温でじっくり時間をかけて煮詰めて濾過し、不純物を取り除いたものがメープルシロップ。実にシンプルに作られる、大自然からの贈り物なのです。

ケベック・メープルシロップ 左から:ベリーダーク ダーク アンバー ゴールデン

メープルシロップは採取の時期によって4種に分類。採取の時期が早いと淡い色合いで、時期が遅くなるほど、色合いも風味も深く変化します。「『ゴールデン』は繊細な味わいで、お菓子やパンにそのままかけるのがおすすめ。琥珀色の『アンバー』はそのままかけても料理に使ってもおいしい万能選手。より風味が増す『ダーク』は軽めの肉や魚料理にぴったりで、力強い風味の『ベリーダーク』はしっかりしたブロック肉にも負けないコクです」(ワタナベマキさん)

世界のメープルシロップは、
ほぼカナダ・ケベック州生まれ

メープルシロップの最大の生産地・カナダ。そのうち91%が、ケベック州で作られています。夏は暑く、冬はマイナス30℃にもなるこの地域の寒暖差のある気候が、良質の樹液の生産にとても適しているのです。日本に輸入されるカナダ産メープルシロップの原材料は「カエデ樹液」のみ。手に取るときはぜひこの表示をチェックして!


2021年11月号【いつもの料理が手軽にワンランクアップ 「メープルシロップ」のすごい使い方】より

撮影/yoshimi スタイリスト/西森 萌 取材・文/福山雅美

ワタナベマキ

料理家

ケータリングをきっかけに、本、雑誌、広告などで料理を提案するように。デザイナーの夫、中学生の息子との毎日から生まれる実践的、かつ体に優しいレシピが好評。『ワタナベマキの10の定番弁当』 (扶桑社ムック)、『旬菜ごよみ365日 季節の味を愛しむ日々とレシピ』(誠文堂新光社)ほか著書多数。

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