料理家/発酵マイスターの榎本美沙さんが、季節の美味しくて栄養価の高い食材を、素材のよさを生かして楽しむレシピをご紹介。毎日の食卓に大活躍する“体に優しい料理と保存食”をお届けします!
11月後半の“旬”
「焼きねぎの黒酢漬け」レシピ
年中出回る「ねぎ」ですが、今の寒い時期が、甘味が強くなり美味しい時期です。
今回は、その旬のねぎを、じっくりと焼いてさらに甘みを引き出します。
焼く時に軽く抑えるのが、焼き目をつけるポイント、焼き目の香ばしさでさらに美味しさがアップします。
黒酢に漬けたとろりと甘いねぎは、おかずにも、おつまみにも。
材料(作りやすい量)
- 長ねぎ 2本
- ごま油 小さじ1
- (A)黒酢 大さじ2
- (A)しょうゆ、みりん 各大さじ1
- 花椒(あれば/すったもの)、白いりごま 各適量
作り方
- 長ねぎは5cmの長さに切る。
耐熱の保存容器に(A)を入れ混ぜる。 - フライパンにごま油を弱めの中火で熱してねぎを入れる。ねぎを軽く押さえながら4〜5分焼き、上下を返し、さらに4〜5分焼く。
3.ねぎに焼き色がついたら熱いうちに1の保存容器に入れ、ラップをしきこみ、10分おく。
器に盛り付け、花椒、白ごまを散らす。
- ポイント
・冷蔵庫で4日ほど保存可能。
・みりんのアルコールが気になる場合は、耐熱容器に入れてラップをかけずに電子レンジ600Wで40秒ほど加熱して煮切る。
製作・撮影/榎本美沙
榎本美沙さんの『旬を食べつくす日々の食卓』は、毎月2回更新。
次回の旬のレシピもお楽しみに!
発酵食品、旬の野菜を使ったシンプルなレシピが好評で、テレビ、雑誌や書籍へのレシピ提供、イベント出演などを行う。YouTubeチャンネル「榎本美沙の季節料理」、Instagram(@misa_enomoto)、夫婦でつくるレシピサイト「ふたりごはん」も人気。著書『二十四節気の心地よい料理と暮らし』(グラフィック社)が2024年2月に発売、その他の著書に『榎本美沙の発酵つくりおき』(家の光協会)、『ゆる発酵』(オレンジページ)、『発酵あんことおやつ』『からだが整う〝ひと晩発酵みそ〟』(ともに主婦と生活社) 『ちょこっとから楽しむ はじめての梅仕事』(山と溪谷社)など多数。