ゆるゆるのポーチドエッグを具に
やわらかい卵のグラタン
サプライズのアイデアレシピ。そっと取り分けて、くずしながら味わいます。
材料・5〜6人分
- 〈ポーチドエッグ〉
- 卵………6個
- 酢………適量(1ℓの湯に対して50㎖の割合)
- ほうれん草………1束
- 塩………少々
- 〈ソース〉
- バター………40g
- 小麦粉………30g
- 牛乳………500㎖
- 塩………小さじ1/2
- ナツメグパウダー………適量
- トマトペースト………小さじ2
- グリュイエールチーズなどのナチュラルチーズ(細くおろす)………50g
作り方
- 鍋に1ℓの湯を沸かして酢を加え、菜箸で湯を回して渦をつくり、器に割り入れた卵をそっと入れる。
- 火を弱めてふつふつ沸く状態にし、そのまま触らずに2分ほど加熱する。
- 周りが固まってきたら網じゃくしですくい、キッチンペーパーの上に取り出す。
- ほうれん草はやわらかめにゆでて水にとり、水気をよく絞る。半分の長さに切り、塩を振る。
- ソース用の小麦粉はふるっておく。
- ソースを作る。鍋にバターを溶かし、⑤を振り入れて炒める。牛乳を少しずつ加えながら混ぜ、塩、ナツメグパウダー、トマトペーストを加えて混ぜる。
- 耐熱容器の内側にバター(分量外)をたっぷり塗り、④を敷く。③を並べて⑥のソースをかけ、チーズをたっぷりとのせる。
- 220℃のオーブンに⑦を入れ、表面に焼き色がつくまで焼く。
撮影/竹内章雄 スタイリング/荻野玲子 取材・原文/海出正子 撮影協力/UTUWA
2014年10月号【流行りの朝食からおもてなしまで ふわとろ卵レシピ20】より
坂田阿希子 Akiko Sakata
フランス料理店などでの修行を経て、東京・表参道で料理&お菓子教室「studio SPOON」を主宰。2019年には代官山にて洋食店「洋食KUCHIBUE」をオープン。著書に『この一皿でパーフェクト、パワーサラダ』(文化出版局)、『特製ソースでおいしい絶品グラタンとオーブン焼き』(家の光協会)など。