やさしい卵の味に甘いシロップ
基本のフレンチトースト
表面は香ばしく、中はふるふるのやわらかさ。食パンは自分で厚く切ったほうがおいしい。前の夜から卵液に浸しておいてもOK!
材料・2人分
- 食パン(3.5~4㎝厚さに切ったもの)………2枚
- 〈卵液〉
- 卵………2個
- 砂糖………40g
- 牛乳………1カップ
- バター………20g
- 粉糖、メープルシロップ………各適量
作り方
- 卵液を作る。ボウルに卵を割り入れ、泡立て器をボウルの底につけたまま、白身が切れるまでよくほぐす。
- 砂糖を加えて混ぜ、牛乳を加えて混ぜる。
- 食パンは耳を切り落とし、保存袋に入れる。②の卵液を注ぎ入れ、空気を抜いてぴっちりと口を閉める。
- 平らになるよう③をバットにのせ、冷蔵庫で3~4時間おき、よくしみ込ませる(一晩までOK)。
- フライパンにバターを溶かし、保存袋から取り出した④を入れ、中火で焼き目がつくまで焼く。裏返して弱火にし、中まで火を通す。全体で3~4分かけて、じっくり焼くのがコツ。
- 軽く押してみて、中から液が出てこなくなればOK。器に盛り、粉糖、メープルシロップをかける。
撮影/竹内章雄 スタイリング/荻野玲子 取材・原文/海出正子 撮影協力/UTUWA
2014年10月号【流行りの朝食からおもてなしまで ふわとろ卵レシピ20】より
坂田阿希子 Akiko Sakata
フランス料理店などでの修行を経て、東京・表参道で料理&お菓子教室「studio SPOON」を主宰。2019年には代官山にて洋食店「洋食KUCHIBUE」をオープン。著書に『この一皿でパーフェクト、パワーサラダ』(文化出版局)、『特製ソースでおいしい絶品グラタンとオーブン焼き』(家の光協会)など。