フライパンでらくらくおやつ「ショートブレッド」レシピ/ワタナベマキさん
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ワタナベマキ
2021.07.19 更新日:2023.09.05
昔ながらの素朴なおいしさ
ショートブレッド
バターたっぷりのショートブレッドは、スコットランドで親しまれている伝統のお菓子。
材料・直径20㎝のフライパン1個分
- 発酵無塩バター(なければ通常の無塩バターでも可)……100g
- てんさい糖(グラニュー糖でも可)……50g
- 塩……小さじ1/4
- 薄力粉……180g
作り方・直径20㎝のフライパンを使用
- バターは1㎝角に切り、冷蔵庫で冷やしておく。
- ①にてんさい糖と塩を加え、バターがそぼろ状になるように手ですり混ぜる。
- ②に薄力粉をふるいながら加え、手早く手ですり混ぜてひとまとめにする。
- フライパンにオーブンシートを敷き、③を押しつけるようにきっちりと敷き詰める。ラップをかぶせ、上からなでつけて表面をなめらかに整える。
- ラップを外し、包丁で8等分の放射状に浅く切り目を入れ( a )、竹串でまんべんなく穴をあける。ラップをし、冷蔵庫で30分ほど冷やして生地を休ませる。
- ⑤のフライパンを弱火にかけ、15分ほど焼く。一度、皿などに取り出し、裏返してさらに約7〜8分焼く。
Point( a )切り込みは、薄めに
焼き上がりに割りやすいよう、ナイフでうっすらと切り込みを入れておく。
扱いやすいフライパンは、おやつ作りも失敗知らず
※撮影は鉄フライパンを使用していますが、表面加工済みのフライパンでも作れます。
2016年5月号 【別冊】フライパンひとつで まるっとごちそうおかず より
撮影/砂原 文 スタイリスト/駒井京子 イラストレーション/飯山和哉 取材・文/福山雅美
ワタナベマキ
料理家
ケータリングをきっかけに、本、雑誌、広告などで料理を提案するように。デザイナーの夫、中学生の息子との毎日から生まれる実践的、かつ体に優しいレシピが好評。『ワタナベマキの10の定番弁当』 (扶桑社ムック)、『旬菜ごよみ365日 季節の味を愛しむ日々とレシピ』(誠文堂新光社)ほか著書多数。