フライパンなら、とても簡単
わらびもち
ぷるんとおいしい、定番和菓子。一度に食べきれない分は、常温で1日ほど保存できます。
「通常、わらびもちは行平鍋で作りますが、実は底面積の広いフライパンのほうが作りやすいんです。材料を、大きくまんべんなく混ぜられますからね」(ワタナベマキさん)
材料・作りやすい分量(約4人分)
- A
- わらびもち粉……100g
- グラニュー糖……80g
- 水……400㎖
- きな粉……50g
- 黒みつ(市販)……適量
作り方・直径24〜26㎝のフライパンを使用
- ボウルにAを入れ、ダマがなくなるまでよく混ぜる。
- ザルなどでこしながらフライパンに入れ、弱めの中火にかけて木べらで絶えず混ぜ続ける( a )。透き通り、つやが出てきたら、水でさっとぬらしたバットに流し入れ、常温にしばらくおいて固める。
- 別のバットにきな粉を広げ入れる。
- ②をスプーンで食べやすい大きさにすくい、③のバットに入れてまぶす。
- 器に盛り、黒みつをかける。
Point( a )透明感が出るまで根気強く!
火にかけ始めたら、とにかく休まず練ること。全体に透明感が出てきたら、火からおろす。
2016年5月号 【別冊】フライパンひとつで まるっとごちそうおかず より
撮影/砂原 文 スタイリスト/駒井京子 イラストレーション/飯山和哉 取材・文/福山雅美
ワタナベマキ
料理家
ケータリングをきっかけに、本、雑誌、広告などで料理を提案するように。デザイナーの夫、中学生の息子との毎日から生まれる実践的、かつ体に優しいレシピが好評。『ワタナベマキの10の定番弁当』 (扶桑社ムック)、『旬菜ごよみ365日 季節の味を愛しむ日々とレシピ』(誠文堂新光社)ほか著書多数。