カルパッチョ
「薄く切れば切るほどに、おいしさが増すカルパッチョ。タイのほか、スズキなど好みの魚で」(ワタナベマキさん)
材料・作りやすい分量
- タイ……1柵
- チャービル……2本
- 塩(できれば結晶が大粒のもの)……小さじ1/2
- レモン汁……小さじ2
- オリーブオイル……大さじ1
作り方
- タイは斜め薄切りにする。チャービルは粗みじん切りにする。
- 器にタイを並べ、レモン汁、塩をかける。オリーブオイルを回しかけ、チャービルを散らす。
カルパッチョなど薄く切る場合は包丁を寝かせる
刺し身など厚めに切る場合は包丁を立てる
「魚をカルパッチョなど洋風の料理に使うときは、薄く切ります。そのときは刃を寝かせるときれいに。和食のお刺し身のように厚みが欲しいときは、まな板に対し刃を垂直に立てて。いずれも切りはじめは刃元を素材に当て、包丁をスッと一気に手元側にすべらせるように引いて切ります」(ワタナベマキさん)
撮影/宮濱祐美子 スタイリスト/駒井京子 取材・原文/福山雅美
2021年7月号【「なんとなく」が「最高の味」になる ワタナベマキさんの定番料理のひとワザ】より
ワタナベマキ
料理家
ケータリングをきっかけに、本、雑誌、広告などで料理を提案するように。デザイナーの夫、中学生の息子との毎日から生まれる実践的、かつ体に優しいレシピが好評。『ワタナベマキの10の定番弁当』 (扶桑社ムック)、『旬菜ごよみ365日 季節の味を愛しむ日々とレシピ』(誠文堂新光社)ほか著書多数。