ホワイトシチュー
材料・2〜3人分
- 鶏もも肉(皮なし)……250g
- 玉ねぎ……1個
- にんじん……1本
- じゃがいも……3個
- 薄力粉……大さじ2 1/3
- A)
- ローリエ……1枚
- 白ワイン、水……各1/2カップ
- B)
- 牛乳……1 1/2カップ
- バター……10g
- 塩……小さじ2/3
- 粗びき黒こしょう……少々
- オリーブオイル……大さじ1
作り方
- 鶏肉は食べやすい大きさに切る。玉ねぎは8等分のくし形に切る。にんじんは長さを3等分し、縦4等分に切る。じゃがいもは皮をむいて2~4等分に切り、面取りをする(面取りした部分もとろみづけに使う)。
- 鶏肉に塩をすり込み、薄力粉をまぶす。
- 鍋にオリーブオイルを中火で熱し、②の鶏肉を入れる。残った薄力粉も入れ、肉の色が全体に白っぽくなるまで炒める。薄力粉はオリーブオイルとなじませるようにする。
- 玉ねぎを加えてさっと炒め、にんじん、じゃがいも(面取りした部分も)を加えてひと混ぜする。
- Aを加えてひと煮立ちさせ、アクを取る。フタをして弱火でじゃがいもがやわらかくなるまで10~12分煮る。
- Bを加えて煮立つ直前で火を止め、塩少々(分量外)、こしょうを振る。
ホワイトシチューは鶏肉に塩と小麦粉をまぶして炒め、白ワインと水、牛乳でのばせば作れる
「市販のルウよりもさらりと仕上がるので、たっぷり食べられます。ここでもベシャメルソースと同様、小麦粉をしっかり炒めるのがおいしさのポイント。ただし、シチューを白くきれいに仕上げるために、焦がさないよう注意を。牛乳を入れた後は塩味が入りにくいので、あらかじめ鶏肉に塩を多めにまぶします」(ワタナベマキさん)
撮影/宮濱祐美子 スタイリスト/駒井京子 取材・原文/福山雅美
2021年7月号【「なんとなく」が「最高の味」になる ワタナベマキさんの定番料理のひとワザ】より
ワタナベマキ
料理家
ケータリングをきっかけに、本、雑誌、広告などで料理を提案するように。デザイナーの夫、中学生の息子との毎日から生まれる実践的、かつ体に優しいレシピが好評。『ワタナベマキの10の定番弁当』 (扶桑社ムック)、『旬菜ごよみ365日 季節の味を愛しむ日々とレシピ』(誠文堂新光社)ほか著書多数。