ベシャメルソース
材料・作りやすい分量
- 牛乳……500㎖
- 薄力粉、バター……各30g
- 塩……ひとつまみ
作り方
- フライパンにバターを入れ、中火にかける。薄力粉をふるいながら入れ、焦げないように絶えずへらで混ぜながら、しっかりと煮立たせる。全体がよくなじんだら火を止める。
- 牛乳を人肌程度の温度に温める。
- ①に②を一気に加えてへらでしっかりと混ぜる。弱めの中火にかけ、混ぜながら鍋底に一瞬すじが残る程度のとろみがつくまで煮て、塩を加えて混ぜる。
※冷蔵庫で2~3日、冷凍庫で1カ月保存可。
ベシャメルソースは小麦粉をふるって、牛乳は温めてから加えるとダマにならない
「粉は必ず、ふるって加えて」(ワタナベマキさん)
「バターと薄力粉は煮立たせ、粉っぽさを消します」(ワタナベマキさん)
「ダマの原因のひとつには、素材同士の温度差もあるので牛乳は人肌に温めましょう」(ワタナベマキさん)
「また、よくある失敗が“煮詰めすぎ”。目安は、へらですくったときにツーッと落ちるくらい」(ワタナベマキさん)
「ベシャメルソースは冷めるとかたくなるので、作ってすぐはゆるめでOKです」(ワタナベマキさん)
撮影/宮濱祐美子 スタイリスト/駒井京子 取材・原文/福山雅美
2021年7月号【「なんとなく」が「最高の味」になる ワタナベマキさんの定番料理のひとワザ】より
ワタナベマキ
料理家
ケータリングをきっかけに、本、雑誌、広告などで料理を提案するように。デザイナーの夫、中学生の息子との毎日から生まれる実践的、かつ体に優しいレシピが好評。『ワタナベマキの10の定番弁当』 (扶桑社ムック)、『旬菜ごよみ365日 季節の味を愛しむ日々とレシピ』(誠文堂新光社)ほか著書多数。