ポークソテーのサラダごはん
フライパンに残った肉のおいしさを、そのままホットドレッシングに活用。トマトごはんのジューシーな味わいが、ボリュームあるソテーとよく合います。
材料・2~3人分
- 豚ロースソテー用肉……1枚(150g)
- サラダ菜、ベビーリーフ……各適量
- スナップえんどう……10本
- オリーブオイル……大さじ3
- にんにく……1かけ
- 赤ワインビネガー……大さじ2
- 塩……小さじ1/2
- 黒こしょう…少々
- しょうゆ……小さじ1
- 〈トマトごはん〉
- 白米……1 1/2合
- トマト……小1個
- A)
- 鶏ガラスープ……1 1/2カップ
- 塩……小さじ1/3
- オリーブオイル、黒こしょう……各適量
作り方
- トマトごはんを炊く。米は炊く30分前に洗ってザルに上げる。鍋に米を入れ、Aを加え全体を混ぜる。表面を平らにならし、真ん中にヘタを取ったトマトをのせる。
- フタをして、強火にかける。沸騰したら弱火にし、12分炊く。火を止め、10分蒸らす。
- フタを開けてオリーブオイルを回しかけ、トマトを崩しながら大きく混ぜる。お好みでこしょうを振る。
- 豚肉は両面に塩、こしょう各少々(ともに分量外)を振る。フライパンにオリーブオイル大さじ2と薄切りにして芯を取り除いたにんにくを熱し、こんがりと色づいたらにんにくは取り出す。残りのオリーブオイルと豚肉を入れ、両面を強火でこんがりと焼き、弱火にして中まで火を通す。取り出し、食べやすく切る。
- サラダ菜は手でちぎり、ゆでたスナップえんどうは縦にさく。ボウルに野菜、④を入れ、さっくり混ぜる。
- 豚肉を焼いたフライパンに水大さじ4を入れ、焦げ目をこそげ落としながら煮立て、ワインビネガー、塩小さじ1/2、こしょう少々、しょうゆを順に加え、強火で煮詰める。
- それぞれの器に③を盛り、⑤をのせ、熱々の⑥を回しかける。仕上げにこしょうを振る。
豚肉を焼いたフライパンを活用し、うま味をこそげ落としてホットドレッシングに。
ごはんアイデア
グルタミン酸などうま味成分がたっぷり入ったトマトを、まるごと1個一緒に炊き込んで。崩れた果肉も、調味料的な役割を果たします。
栄養計算/清水加奈子 撮影/鈴木泰介 スタイリスト/河野亜紀 取材・原文/田中のり子
2017年6月号【ヘルシーなのに一皿で満腹!ごちそうサラダごはん】より
坂田阿希子 Akiko Sakata
フランス料理店などでの修行を経て、東京・表参道で料理&お菓子教室「studio SPOON」を主宰。2019年には代官山にて洋食店「洋食KUCHIBUE」をオープン。著書に『この一皿でパーフェクト、パワーサラダ』(文化出版局)、『特製ソースでおいしい絶品グラタンとオーブン焼き』(家の光協会)など。