だし巻き卵
だし巻き卵は中火→弱火を繰り返しながら焼く
「卵は火が弱すぎるとふっくら仕上がらず、鍋にくっつきやすくなります。一方で、火がずっと強くても、かたくなってしまうのが厄介なところ。だから、卵を流し入れるときは中火、巻いていくときは弱火、の繰り返しで。卵とだしの割合は、卵1個に対してだし大さじ2、と覚えましょう」(ワタナベマキさん)
材料・作りやすい分量(17×12㎝の卵焼き器を使用)
- 卵……4個
- A)
- 和風だし……120㎖
- しょうゆ……小さじ1
- 塩……小さじ1/4
- ごま油……小さじ2
作り方
- ボウルに卵とAを合わせ、菜箸で白身を切るようによく混ぜる。
- 卵焼き器にごま油を中火で熱する。①の1/6量を入れて広げ、周りが固まり、中央は半熟の状態になったら弱火にする。奥から手前に折りたたみ、奥にずらす。
- 中火に戻し、②と同量の卵液を入れる。焼けた②の卵焼きを菜箸で持ち上げ、下にも卵液が広がるようにする。周りが固まり、中央は半熟の状態になったら弱火にする。奥から手前に折りたたみ、奥にずらす。
- ③を卵液がなくなるまで繰り返す。
教えてくれたのは
ワタナベマキさん
料理家。旬の素材を使い、基本を大切にしたシンプルな手順で作る料理を得意とする。夫と中学3年生になる息子との3人暮らし。日々の暮らしを綴るインスタグラム(maki_watanabe)も好評。
【特集】「なんとなく」が「最高の味」になる ワタナベマキさんの定番料理のひとワザ
LEE 2021年7月号
「なんとなく」が「最高の味」になる
ワタナベマキさんの定番料理のひとワザ
に掲載されています。
詳しい内容は2021年LEE7月号(6/7発売)に掲載中です。
撮影/宮濱祐美子 スタイリスト/駒井京子 取材・原文/福山雅美
ワタナベマキ
料理家
ケータリングをきっかけに、本、雑誌、広告などで料理を提案するように。デザイナーの夫、中学生の息子との毎日から生まれる実践的、かつ体に優しいレシピが好評。『ワタナベマキの10の定番弁当』 (扶桑社ムック)、『旬菜ごよみ365日 季節の味を愛しむ日々とレシピ』(誠文堂新光社)ほか著書多数。