いて座の満月&月食は、「魚介と香草の梅セビーチェ」で気持ち晴れやか!/【Saya×ワタナベマキさんの「満月のごちそう」レシピ】
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ワタナベマキ
2021.05.25
いて座が象徴する「肝臓」を梅干しがやさしく労わってくれる
「魚介と香草の梅セビーチェ」
5月26日は、いて座の満月&月食です。いて座は、身体の部位では肝臓や太ももを象徴するので、肝臓によいとも言われる梅干しのレシピをワタナベマキさんに考えてもらいました。お魚とハーブで、爽やかな風が吹き抜ける一皿に。地中海風のお料理に旅気分が高まりそうです。
使ったお魚はタイの刺身用さく。薄切りにして水にさらした紫玉ねぎと2cm角に切ったタイやホタテと種を取り除いた梅干し、しょうゆを和え、オリーブオイルとバジルと混ぜたら完成です。
物理的にはもちろん、精神の自由も欲しくなるのがいて座の満月です。しかも月食なので、ストレスを解放したくなりそう。知的な大人同士の会話も料理の大切なアクセントに。
材料・作り方
材料(2人分)
- タイ(刺し身用さく)…150g
- ホタテ(刺し身用)…8個
- 紫玉ねぎ…1/2個
- バジル…8枚
- 梅干し…2個
- しょうゆ…小さじ1
- オリーブオイル…大さじ2
作り方
- タイとホタテは2㎝角に切りペーパーで水気をふく。
- 紫玉ねぎは繊維に沿って薄切りにし水に5分さらし水気をきる。
- 梅干しは種を取り除き包丁で叩き、しょうゆと合わせる。
- ①②③を和え、オリーブオイルと手でちぎったバジルを加えてさっと混ぜる。
梅干しを入れると味付けに失敗しません! 魚の臭みも消えて一石二鳥。ちなみに、梅干しによって塩分の濃さが違うので、バランスを見ながら味付けを。
ワタナベマキ
「私を生きる」ために、
星と月のリズムを
毎日の暮らしに取り入れて
こちらのレシピは、
LEE 2020年11月号 切り取り式別冊付録
Sayaの「星と暮らしのカレンダー」
掲載されたものです
約2日半でひとつの星座を通過する月は、私たちの暮らしと直結しています。日々の気分を彩るうえ、月の満ち欠けも、私たちの心や身体と直結しています。満月が近くにつれて、気持ちは高ぶっていくし、新月前にはスローになる。私は、月のリズムを意識することで、自分とも、宇宙とも仲よくなれる感覚があります。何より、新月ではこんなことをしよう、満月ではこうしよう。満ちていくサイクルはこう、欠けていくサイクルは……と考えるだけで、日々が楽しくなります。
そんな思いから、ここでご紹介するのは、料理家のワタナベマキさんのレシピ。気分がスローになる「新月」には、デトックスレシピを。気持ちが高揚する「満月」には、エネルギーをチャージするごちそうを。どれも手軽に作れるものばかりなので、ぜひ作ってみてください。
これらのレシピは、もともと10月7日発売のLEE11月号での切り取り式別冊付録〈Sayaの「星と暮らしのカレンダー15カ月」〉に掲載されたもの。カレンダーではさらに太陽や惑星の動きまでご紹介しています。星の巡りと12星座の性質を紐づけた“占星術”という「もうひとつの暦」を使いこなすことで、不安は和らぎ、何でもない日常もキラキラした特別なものになるはず。
撮影/鈴木静華(料理) 岩城裕哉(クッキー) 料理/ワタナベマキ スタイリスト/河野亜紀 クッキー製作/and Bake 占い・文/Saya
ワタナベマキ
料理家
ケータリングをきっかけに、本、雑誌、広告などで料理を提案するように。デザイナーの夫、中学生の息子との毎日から生まれる実践的、かつ体に優しいレシピが好評。『ワタナベマキの10の定番弁当』 (扶桑社ムック)、『旬菜ごよみ365日 季節の味を愛しむ日々とレシピ』(誠文堂新光社)ほか著書多数。