缶汁活用で、だしいらずの簡単煮物
サバ缶とピーラーにんじんの卵とじ
卵のやさしい食感に合わせ、にんじんは薄めがおいしい。
「サバの濃厚なうま味を、卵にふんわり閉じ込めて」(堤 人美さん)
材料・2人分
- 卵……3個
- サバ水煮缶……1缶(約200g)
- にんじん……大1/2本
- 青ねぎ……5本
- A)
- 酒……大さじ1
- しょうゆ、みりん……各小さじ1
- 水……150ml
作り方
- 卵は軽く溶きほぐす。にんじんはピーラーで薄切りにする。青ねぎは3㎝長さに切る。
- 直径20cmほどの小さめのフライパンにAを入れて強火で煮立てる。
- ②にサバ缶を汁ごとほぐしながら入れ、①のにんじんと青ねぎを加える。強めの中火で2分ほど煮たら中火にし、①の溶き卵の半量をフライパンの外縁に沿うように回し入れる。
- 白身がほぼ固まったら、残りの卵液をフライパンの中央に入れ、フタをして火を止め、1分ほど蒸らす。
2020年10月号【「豆腐」と「卵」でごちそうは作れる】より
撮影/松村隆史 スタイリスト/朴 玲愛 取材・文/福山雅美
堤 人美
身近な素材にひと工夫加えた、作りやすいのに新鮮なおいしさのレシピで人気。雑誌や書籍のほか、企業のレシピ開発やCMの料理制作など幅広く活躍。近年韓国エンタメに夢中になっていることから、韓国料理の研究にも余念がない日々。