半熟がおいしいオープンタイプ
ツナ、切り干し大根、ねぎの台湾風オムレツ
切り干し大根と長ねぎは、はじめに炒めて甘味を出します。
「具には味つけせず、卵液に調味料を入れて味わいにメリハリをつけます」(堤 人美さん)
材料・2人分
- 卵……3個
- ツナ缶(オイル漬け)……1缶(約140g)
- 切り干し大根……15g
- 長ねぎ……1本
- 香菜(あれば)……適量
- A)
- オイスターソース……小さじ2
- しょうゆ、酒……各小さじ1/2
- 塩、こしょう……各少々
- ごま油……適量
- 〈ソース〉
- トマトケチャップ、豆板醤……各適量
作り方
- 切り干し大根は洗ってたっぷりの水に10分ほどつけて戻し、水気をよく絞る。長ねぎは斜め薄切りにする。
- 卵をボウルに割り入れ、Aを加えて混ぜる。
- フライパンにごま油小さじ2を中火で熱し、①と汁気をきったツナを2分ほど炒めて塩、こしょうを振る。長ねぎが色づいてきたら、ごま油大さじ1を足し、やや強めの中火にして②の卵液を入れ、菜箸で大きく混ぜる。片面が固まってこんがりと焼けたら、そのまますべらせるように器に盛る。
- ③に、あれば食べやすい長さに切った香菜をのせ、大人は豆板醤、子どもはケチャップを添える。
2020年10月号【「豆腐」と「卵」でごちそうは作れる】より
撮影/松村隆史 スタイリスト/朴 玲愛 取材・文/福山雅美
堤 人美
身近な素材にひと工夫加えた、作りやすいのに新鮮なおいしさのレシピで人気。雑誌や書籍のほか、企業のレシピ開発やCMの料理制作など幅広く活躍。近年韓国エンタメに夢中になっていることから、韓国料理の研究にも余念がない日々。