ささ身とナッツの燻製
煙が出る燻製料理は、キャンプならではのお楽しみ。鶏ささ身やナッツが、短時間で香ばしいおつまみに。これはやみつきになります。
材料・3〜4人分
鶏ささ身……4〜6本
ミックスナッツ(塩味がついているもの)……80g
A)
しょうゆ……大さじ2
みりん……大さじ2
B)
好みの燻製チップ……1カップ
ざらめ……1カップ
作り方
- 鶏ささ身はすじを取り、Aを加えて一晩おき、保存袋などに入れて冷凍保存しておく。
- キャンプ当日は①をザルなどに広げて、表面を乾かす。ナッツはアルミホイルの上にのせる。
- 密閉性の高い鍋や土鍋にアルミホイルを敷き、合わせたBを大さじ4ほど入れ、網をのせ中火にかける。
- 煙が出たら、②を重ならないようにのせてフタをし、8分燻し、火を止め7分蒸らして燻す。
※刺し身用サーモン(200gのサーモンに小さじ3/4の塩をもみ込み一晩おいたもの)やカマンベールチーズで作ってもおいしい。その際は、5分ほど火にかけて燻し、火を止めて5分ほど蒸らして燻す。
※鍋の大きさによって何度かに分けて燻製し、そのつどチップは替える。
燻製用のチップは富澤商店などの食材店や東急ハンズ、ホームセンターなどで手に入れて。今回はくるみチップを使用。
事前の仕込みはここまで!
下味をつけた鶏ささ身は、吊るした干しネットで表面の水分を飛ばしておくとおいしく仕上がる。
撮影/澤木央子 取材・原文/田中理恵(BEAM)
2015年7月号【人気料理家ワタナベマキさんちの1泊キャンプ】より
ワタナベマキ
料理家
ケータリングをきっかけに、本、雑誌、広告などで料理を提案するように。デザイナーの夫、中学生の息子との毎日から生まれる実践的、かつ体に優しいレシピが好評。『ワタナベマキの10の定番弁当』 (扶桑社ムック)、『旬菜ごよみ365日 季節の味を愛しむ日々とレシピ』(誠文堂新光社)ほか著書多数。