こってり煮からめるのがおいしさの秘訣
サケの照り焼き弁当
かたくなりがちな魚のおかずは、蒸し焼きでふんわりが正解です。
「魚は好みの切り身でOK。副菜は塩昆布+しょうゆの味つけも◎」(ワタナベマキさん)
材料・1人分
●サケの照り焼き
- 塩サケの切り身(甘塩)……1枚
- 黒いりごま……少々
- 酒……大さじ1強
- みりん……大さじ1/2
- しょうゆ……小さじ1
- ごま油……小さじ1
●かぶとさつまいものポン酢おかか和え
- かぶ(葉付き)……1個
- さつまいもの輪切り(7~8㎜厚さ)……2枚
- 酒……小さじ1
- ポン酢しょうゆ……小さじ2
- かつお削り節……1/2袋
●ハムエッグ
- 卵……1個
- ロースハム……2枚
- 塩、こしょう、オリーブオイル……各少々
- ごはん(冷ます)……適量
作り方
- ハムエッグを作る。フライパンにオリーブオイルを中火で熱し、ハムを入れて卵を割り入れる。水小さじ1~2を加えてフタをし、40秒ほど蒸し焼きにする。フタを取り、塩、こしょうを振って取り出す。
- かぶは皮ごと6等分のくし形切りにする。葉は長さ半分に切る。さつまいもとともにアルミホイルにのせ、全体に酒を振る。
- ①のフライパンをキッチンペーパーでさっとふき、ごま油を中火で熱する。2等分に切ったサケを入れて焼く。
- サケに軽く焼き色がついたら裏返し、酒を加えて端に寄せ、空いたところに②をアルミホイルごと入れて包み、フタをして弱火で6~7分蒸し焼きにする。
- ④のアルミホイルを取り出す。弱めの中火にし、みりんとしょうゆを加え、からめて照り焼きにする。仕上げにごまを振る。
- 取り出したアルミホイルを開き、ポン酢とかつお節を加えて和える。
- お弁当箱にごはんと①、⑤、⑥を詰める。
撮影/砂原 文 スタイリスト/朴 玲愛 取材・原文/福山雅美
2021年LEE4月号【作るのも片付けるのもラク! モチベが上がる! ずっと続けられるお弁当】より
ワタナベマキ
料理家
ケータリングをきっかけに、本、雑誌、広告などで料理を提案するように。デザイナーの夫、中学生の息子との毎日から生まれる実践的、かつ体に優しいレシピが好評。『ワタナベマキの10の定番弁当』 (扶桑社ムック)、『旬菜ごよみ365日 季節の味を愛しむ日々とレシピ』(誠文堂新光社)ほか著書多数。