少し残った晩のおかず。そのまま詰めてもいいけれど……。時には手軽にひと工夫。
スープジャーのあつあつ効果で、昨日とはまったく別もののうれしいお弁当に変身です。
ついつい作りすぎてしまうおかずNo.1。"つぶしてコロッケ"なんてアレンジは面倒すぎる!
材料・2~3人分
- 牛こま切れ肉……200g
- じゃがいも……3個
- 玉ねぎ……1個
- グリーンピース(さやから外して)……30g
- 和風だし……150ml
- 酒、みりん、しょうゆ……各大さじ2
- 塩……少々
- ごま油……小さじ2
作り方
- じゃがいもは2~3等分に切る。玉ねぎは6等分のくし形に切る。
- 鍋にごま油を中火で熱し、牛肉を入れ、軽く焼き目がつくまで炒める。みりんを加えて煮立たせながらからめ、一度取り出す。
- ②の鍋で①をさっと炒める。だしと酒を加え、ひと煮立ちさせてアクを取り除き、フタをして弱火で7~8分煮る。
- しょうゆ、塩、グリーンピースを加え、さらに7~8分煮る。②を戻し入れ、さらに5分煮る。
お手軽に韓国風ごはんの出来上がり
カムジャタン弁当
「じゃがいもがすでにやわらかくなっているから大助かり。時間のかかる韓国風スープも、少し調味料を足すだけで完成」
材料・1人分
- 肉じゃが……1カップ強
- ウズラのゆで卵……2個
- しょうゆ……小さじ1
- コチュジャン……小さじ2/3
- 塩……少々
作り方
- 鍋に肉じゃがとウズラのゆで卵、水80㎖を入れて中火にかけ、ひと煮立ちさせる。
- コチュジャンを加えてなじませ、しょうゆ、塩を加えてひと混ぜし、熱いうちにスープジャーに入れる。
教えてくれたのは
ワタナベマキさん
季節感を大切にした、大人も子どもも喜ぶレシピに定評。息子さんはこの春中学3年生、日々のお弁当作りはまだまだ続行。昨年、保護猫のハットリくんとハナちゃんが家族の仲間入り。
撮影/砂原 文 スタイリスト/朴 玲愛 取材・原文/福山雅美
2021年LEE4月号【作るのも片付けるのもラク! モチベが上がる! ずっと続けられるお弁当】より
ワタナベマキ
料理家
ケータリングをきっかけに、本、雑誌、広告などで料理を提案するように。デザイナーの夫、中学生の息子との毎日から生まれる実践的、かつ体に優しいレシピが好評。『ワタナベマキの10の定番弁当』 (扶桑社ムック)、『旬菜ごよみ365日 季節の味を愛しむ日々とレシピ』(誠文堂新光社)ほか著書多数。