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FOOD

栗原はるみさんの名作レシピ

「豚肉と野菜の餃子」レシピ/栗原はるみさん

  • 栗原はるみ

2021.02.25

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豚肉と野菜の餃子

豚肉と野菜の餃子

材料・4人分

キャベツ……2~3枚(正味150g)
白菜……2~3枚(正味150g)
塩……大さじ1/2
豚ひき肉(脂の多い部分)……150g
にら……50g
にんにくのみじん切り……大さじ1
ごま油……大さじ1/2
紹興酒……大さじ1
スープ(中華スープペースト小さじ1を湯大さじ1に溶いて冷ましたもの)
塩、こしょう……各少々
餃子の皮……24枚
粉水(薄力粉……小さじ1、水……1/2カップ)
ごま油、サラダ油……各適量
しょうがの千切り、黒酢……各適量
ラー油、酢、しょうゆ……各適量

作り方

  1. キャベツと白菜は3~4㎜角に切ってボウルに入れ、塩大さじ1/2を振って全体にからめ、約10分おく。しんなりしたら水気をしっかり絞る。
  2. にらは細かいみじん切りにする。
  3. 小さいフライパンにごま油大さじ1/2を熱し、にんにくを入れて焦がさないようによく炒め、香りが出て少し色づいたら火を止め、粗熱を取る。
  4. ボウルに豚ひき肉を入れ、紹興酒、スープを加えてよく混ぜる。③のにんにくを油ごと加えてさらによく混ぜてから、キャベツと白菜、にらを加えて混ぜる。塩、こしょう各少々を加えて味を調え、時間があれば30分以上おいてなじませる。
  5. 粉水は分量の水に薄力粉を加えてよく混ぜておく。
  6. 餃子の皮に④のタネをのせ、周囲に水少々をつけ、ひだを寄せながら閉じ合わせて包む。
  7. 小さなフライパンにサラダ油少々を熱し、半量の餃子を入れて少し焼く。
  8. フライパンの縁から⑤の粉水を半量回し入れ、フタをして弱めの中火で3分30秒~4分蒸し焼きにする。
  9. 水分がほとんどなくなったらフタを取り、ごま油を適量回しかけ、中火にしてカリッとよい焼き色がつくまで焼き、器に返して盛る。残りの餃子も同様に焼く。
  10. 好みでしょうがの千切りや黒酢、ラー油、酢、しょうゆでいただく。

「餃子の中でも私がいちばんよく作るのが、この豚肉と野菜の餃子です。夫とふたりのときはいつもこの味でした。点心でおもてなしをするときはドーンと大皿に盛ったり、違う種類と並べてみると集まったみんなが大喜びしてくれます。

具をおいしくするには、ひき肉に下味や香味を加えた後に、よくもみ込んでなじませることです。にんにくは生で入れるとにおいが強すぎるという夫のひと言で、炒めて入れるのがうちの餃子の味になっています」(栗原はるみさん)


2019年12月号【栗原はるみさんの「定番中華」&「ごちそう中華」】より

栗原はるみ

料理家

TV、書籍等で活躍する料理家。著書は、パーソナルマガジン『栗原はるみ』(講談社)を中心に発行部数3100万部を超える。作りやすくおしゃれなレシピとあわせて提案するライフスタイルも、幅広い年齢層に人気。

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