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初夏の「果実酢」&「果実酢レシピ」

【果実酢】「プラムシナモン酢」レシピ/ワタナベマキさん

  • ワタナベマキ

2019.07.01 更新日:2023.09.05

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プラムシナモン酢

材料・作りやすい分量

プラム……4~5個(350g)
氷砂糖……200g
酢……250~300ml
シナモンスティック……1本

果物の切り方

プラムは水洗いしてキッチンペーパーなどで水気をふき、包丁で十字に切り目を入れる。

基本の「果実酢」の作り方

  1. 消毒した清潔な保存瓶に、氷砂糖の半量、果物、残りの氷砂糖、ハーブなどを順に入れ、酢をひたひたになるまで注いでフタをする(ハーブなどもひたらせたほうがよい)。
  2. 常温(夏の暑いときは冷暗所)に置いて時々瓶を揺すりながら3日~1週間ほどおき、氷砂糖が溶けたら出来上がり。

※完成から1週間ほど常温で保存可能。それ以上おく場合は、果実やハーブ類を取り除き、冷蔵庫で保存する(半年ほど保存可能)

※酢に漬けた果実は味が抜けているので、そのままは食べず酢と一緒に料理などに使うほうがよい(完成から1週間以内)

作り方のコツ

  • 1.フルーツ

    フルーツを切るときは、なるべく断面が広くなるようにするとよい。また、冷凍のフルーツは果汁がしみ出しやすく、早くできるので、市販の冷凍ものを上手に活用してみて。

  • 2.砂糖

    ゆっくり溶けて果汁となじみやすい氷砂糖がおすすめ。最近はてんさい糖の氷砂糖などもあるので試してみても。てんさい糖で作ることもできますが、色が濃く仕上がります(写真右)。

  • 3.酢

    今回は穀物酢を使用しましたが、ほかの酢でもOK。りんご酢は果物との相性がよく、まろやかな味わいに。ワインビネガーはきりっとした酸味が出るので、料理に使いやすい酢に。

プラムシナモン酢×アイスティー

プラムとシナモンを漬けた酢は、ぜひ紅茶に合わせて。アイスティーに好みの量の酢を入れたら、奥行きのある、ちょっと高級感のある味に。アイスを浮かべてフロートにしても◎。

デザートにも使える!果実酢レシピ


2019年6月号【ワタナベマキさんの初夏の「果実酢」】より

ワタナベマキ

料理家

ケータリングをきっかけに、本、雑誌、広告などで料理を提案するように。デザイナーの夫、中学生の息子との毎日から生まれる実践的、かつ体に優しいレシピが好評。『ワタナベマキの10の定番弁当』 (扶桑社ムック)、『旬菜ごよみ365日 季節の味を愛しむ日々とレシピ』(誠文堂新光社)ほか著書多数。

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